GTDへのチャレンジ②です。
今回のテーマは「タスクの時間管理」です。
GTDの前回のエントリーはこちら
まずは、授業の単元構想を練るといった大きなタスクを行動可能なレベルに分けました。※以後、大きなタスクは【プロジェクト】と呼びます。
プロジェクト名【社会 単元計画表作成】一番下が最初のタスクです。
その後の流れです。
・プロジェクトを行動可能なレベルに分ける。
↓
・各タスクにかかる時間を見積もる。
↓
・空いている時間に各タスクをあてはめていく。
(このときに実際にかかった時間を記録しておくと良いでしょう)
タスクの時間を見積もり、自分が自由に使える時間に適切に当てはめていきます。ここで時間の見通しが甘ければ、持ち時間を超えてしまい・・・結果的に残業になるという悲しい結果に。
今まではずっとそうでした。
頭の中で仕事を整理しながら、おおよそでやってましたから。
タスクごとの時間の把握。
これ、とても大事。なんですが、難しい・・・。
と悲観しても仕方ないので、何度もチャレンジして、次のような状態を目指します。
①プロジェクトを達成するために必要なタスクの種類が分かるようになる。
②それぞれのタスクにかかる時間を正確に把握している。
これらのことが当たり前にできるようになれば、同じプロジェクトをするときも、前回と同じ流れで進めれば仕事が終わるようになります。いちいち「すること」を考えなくても済むからです。これがGTDの真骨頂。タスクをデータベース化できることの強みです。特に、教師の場合、授業の単元構想は繰り返しの仕事になるので、「こうすれば終わる!」といった流れをつかむことは効率的な働き方への近道になるはずです。
また、プロジェクトの中には15分程度のタスクもあるため、一日がかりで時間を充てる必要はなくなります。なので、空いている時間を有効活用しながら、他のプロジェクトと同時並行で仕事を進めることも可能になります。
さらに、GTDを通して培える力として期待しているのがこの2つ。
・単元レベルの計画的な設計の習慣化
・効率的な授業デザイン
『学び合い』の授業設計は慣れるまで時間がかかります。例えば、学習指導要領の精読。これ、2回読まないと内容を整理することができませんでした。(涙) つまり、今のぼくのレベルでは、【学習指導要領の精読①】【学習指導要領の精読②】とタスクを2回に分けて繰り返さないと、内容が入ってこないのです。これもGDTでタスクの管理をしているからこそ分かること。いかに速く、どうすれば深みのある授業をデザインできるのか、GDTを通して、自分の思考のレールをしっかり作っていきたいと思います。
じゃないと、授業も全力で、かつ5時に帰るのなんて無理ですもん。
次回のテーマは、GTDで実際に取り組んだタスクについて報告します。
おやすみなさい。