同僚の一言
学級王国という言葉があるように、ここ最近、自分のことしか見えてませんでした。
中々指導が通らない子。
我慢の限界に達したら、行き先をつげず教室を飛び出る子。
わからん問題になったら、たち歩く子。
いろんな子が教室にいます。
4月の学級開きなんて最悪な雰囲気で、
真面目に勉強する子に対して、
『先生の言うこと、ちゃんときいてるやん。だっさー。』
そんな、言葉が飛び交う教室でした。
規律ある教室か、と問われると、
自信をもって返事できません。
少しは良くなったのかな??
分かりません。
とにかく余裕がなくて、
なんとか凌ごうと、その日暮らしの毎日です。
そんな中、隣の芝生は青く見えるいう言葉があるように、『自分のクラスは周りと比べて大変や。俺が一番しんどい』って思っている自分がいました。
気持ちが表情に出てたのかな。
6時間目が終わって、職員室。
『なんか冴えへん顔してるな。また何かあったん』
『あのさ、大変やと思うけど』
『みーんなそれぞれ大変やで』
この言葉で、ハッとしました。
アカンね、悲劇のヒロインなったらね。
みんな大変やから。