『先生はリア充がなる仕事だ!』の続きです。
子どもたちに、
『先生はお坊ちゃん』と言われ、、
作文を書くのはやめました。
代わりに、
参考資料として用意してた、
『先生の履歴書』を配りました。
内容は、
先生になるまでしてきたアルバイト(仕事)
その仕事で稼いだ給料
まとまったお金で買ったもの
仕事で失敗したこと
1日でやめた仕事の話
など。いろいろ。
で、履歴書に基づき、いろいろ話をしました。
○某ファーストフード店で働いたとき、
ハンバーガーの注文だったのに、間違えてチーズをいれてしまったこと。○○バーガーに必要な卵を片手でわれなくて、上司に役立たずと言われたこと。
子どもたち
『先生不器用やもんなー笑』
○仮病で休んだこと
『ずる休みやー笑』
○イタリアンレストランにはただで昼飯を食べられる〃まかない〃というシステムがあること
子どもA
『マジでー!?オレ絶対その仕事する』
○受付で敬語を使えなくて、おっちゃんに怒られた話
『おとなって細かいよなー』
○外国人の接客で、『year!』ばかり言って対応したこと
『何も伝わってないやん笑』
○引っ越しの仕事は時給が高いこと
やんちゃくん
『オレのための仕事やな』
○スーパーのレジでブドウをわしづかみして、お客様に汁をかけたこと。
『先生はそれはない笑』
○頭を怪我して、ガーゼをカッパみたいにのせて、レジを打ったこと。恥ずかしいから、職場に行く前にギリギリまでサボる口実を考えたこと。
『だっせー!』
○単純作業が好きなこと、だからスーパーは楽だったこと
『ふーん。』
○ポスター貼りのバイトで1円も稼げなかったこと
『マジで!?』
○大学出てもやりたいことがなくて、仕事が決まらなかったこと。自分は無能だと思ったこと。
『・・・』
○フィットネスクラブのアルバイトで教えるのが楽しくなっこと。教師になろうと思ったきっかけ。
『ふーん』
○先生になろうと思ったけど、学校ボランティアで挫折したこと。教室に入るのが怖くなっこと。
『なんで、嫌になったのに先生にもっかいなろうと思ったの??』
僕『それは、また今度話するわ』
奨学金についても100%おすすめとはいえないけど、お金を借りて進学する方法があることも伝えました。
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話は広がり、
『ところで、先生がやってきた仕事で、やってみたいなーって仕事あった??』
『俺は○○かなー』
『そいや、うちの母さん、電話出るだけでお金かせいでるよ。携帯のコールなんとか』
『えー!?』
『コールセンターやろ?』
『先生も大変やったんやなー。坊っちゃん発言撤回や!』
いろーんな方法で道は切り開いていける。
そのことを知ってほしいんですよね。
子どもが未来に希望を持てるように、何ができるかもっと勉強します。