信頼ベースの学級づくり26~フィードバックってなんですか?~
社会体験最終日(某学習塾でお世話になっていました。)
わずか40分の間で、子どもたちに30回以上もポジティブな言葉をかける先生方。
普段の自分は、どれくらい子どもたちの良いところを見つけることができているのだろうと反省しました(苦笑)
よーし、2学期はたくさん褒めるぞ(やみくもではなく)
と前向きに考えていたところ、
終了時刻になり、教室長との面談、
「先生方が子どもたちの良いところをたくさん見つけて、フィードバックしていたところが素晴らしかったです。」
と感想を述べさせて頂きました。ほんま、素直にそう感じたので。
しかし、ここで思わぬ質問が。。
「なるほど。では、フィードバック=ほめるですか❔フィードバックって先生にとってなんですか❔」と聞かれちゃいました。
フィードバック=
みなさんなら、どんな言葉をいれますか❔
叱る、共感する、驚く、期待する、指摘する、助言する、認める、反対する
子どもに対する反応と考えれば、いろんな言葉を当てはめれますね。
辞書ではこんな感じ
① 物事への反応や結果をみて、改良・調整を加えること。
②顧客や視聴者など製品・サービスの利用者からの反応・意見・評価。
「こっちがすごい!!って誇張して褒めても、はぁ❔って反応の子もいてますよね。そんなときは具体的に何を頑張っていたのか伝えないといけませんよね。」
うんうん
「叱るのもフィードバックですよね。ただ、声をあらげるとかは論外だと思います。だって恐れから生まれるよい行動って、結局その子の自立にはつながっていかないでしょ❔」
なんか、どこかで聞いたことあるな・・・。あっ、イエナプランだ。
じゃあ、フィードバック≠ってなんだ❔
子どもたちが恐怖を感じること、か。
フィードバック≠怒鳴る、虚言、罰
「シンプルにまとめると、フィードバックって「私のこと見てくれてるんだって思える一言」なんだろうなって思うんです。1人1人ちがって当たり前、できないことよりもできたことの変化をみとってあげてくださいね」
私のこと、見てくれているんだって思える一言。
2学期スタートまで、後2日。
どんな言葉を紡いでいけるだろうか。
大切なことに改めて気付かせて頂きました。