空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

信頼ベースの学級づくり31~これが学び合い!~

二学期に入って、はじめて振り返りジャーナルで「学び合い」について振り返りました。

子どもたちの姿を見てて感じるのは、一学期とちがって、確実に学び合えているということ。
いや、自分の学び方がどうあれば学びやすいのか、考えながら課題に臨めているといった方が適切かな。

はやく課題が終わった子が、他の子に説明してサインをもらってたり、教え方のアドバイスをもとめていたり。また、今日は一人でやってみたいと、一人で学ぶことにこだわった子もいたり。

一人一人が自分の学び方に向き合っているからこそ、上手くいったことも、そうじゃなかったことも含めて、いろんなドラマが「学び合い」のなかで起きています。これは一斉指導では見られないものだと思います。(ここでいう一斉指導とは子どもたちの交流、対話がない完全な教師主導タイプです)

とくに、今日の振り返りジャーナルは、個人的に胸を打つ内容ばかりでした。

Aさん
さいしょのもんだいは「えー、なんやこれ分からへん」って思ってんやけど、そのあと表を使ったら分かったら「よかったなー」っておもった。とけたしゅんかんのもやもやがきえる感じがする。のがうれしい。

Bさん
今日は久しぶりに1人でもんだいをといた。もんだいはかんたんで、〇〇とか、〇〇とかの説明をきいたり、かくにんした。〇〇に「なるほど わかりやすい」ってゆわれてうれしかった。〇〇が「わかる❔」ってきいてくれてうれしかった。

Cさん
学び合いがあるとみんなとわからない問題もすぐにとけて楽しんでできるのがとってもうれしいです。1年〜4年のころは学び合いなんてなくてとけなかった問題はそのままにしていて。今では学び合いでそのままにせず、といてなにもかもすっきりします!!

一方、、、自分の学びに葛藤する子も

Dさん
ビミョウです。なぜなら、解くときはかんたんだったけど、説明がわからなくて〇〇さんに教えてもらったから。

Eさん
ダメでした。自分1人でとけなかったし、教えてもらわないとできないし。私はばかです。


さらに

Fさん

おれの学び合いのサインはだれよりもでかくて、ひょうばんだった。

振り返るのそこかい!笑
って子もいて。


学び合うことに対して、いろんな捉え方があって。
読みながら明日の語りを考えていました。


学び合い+振り返り。
学び合いに振り返りが欠かせなくなりそうです。

信頼ベースにチャレンジして2年目。
去年は信頼ベースの授業編テキストを参考に我流でやっていて、
信頼ベースって何❔って悶々として。

15分の学び合いは無理だ!ってなって、
2重かっこの『学び合い』に傾いて。


今年はちがう。
こういうことかって、腑に落ちるというか。


油断は禁物ですが、
なんというか少しだけ見えてきました。


教師のためではなく、
子どもたちのための学び合いになるように。

明日もがんばります。