空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

信頼ベースの学級づくり34~リレーとB-ing~

リレーの走順を決めると同時に、子どもたちにチームの目標を考えさせました。

『どんな目標がいいかな?』

「絶対優勝!目指せ1位!」

『なるほどなるほど。でも、それって勝たないと目標達成にならないってことやんね?自分たちのゴールを勝つことだけにおくと、抜かされた人、バトンを落としてしまった人ってどんな気持ちになるんだろうなぁ。むずかしいねぇ』

「うーん、がんばった結果、勝てたらそれでいいかなぁ」

「いや、やっぱり優勝でしょ!何のために走るねん!」

『うんうん。ただ、知っておかないといけないのは陸上部と違って、走るのが得意な人も苦手な人もクラスにはおるんやんな。どんな目標であれば、みんなが気持ちよく取り組めるだろう?笑顔でリレーにのぞめるだろう?こんな考え方も合わせて、話しあってみて』


自分の語りが結構誘導みたいな感じになっちゃって、アカンなぁとちょっと反省したんですけど。

勝ち負けがはっきりする種目で、勝ち負け以外のところに価値をおく経験をしてほしいなって思ったんですよね。

クラスではじめてのB-ing。
まずはチームごとの大きな目標から、個人の小さな目標を考えました。


全力疾走の様子を型どったのですが、子どもたちは不満足みたいで笑

『せんせー、これあかんて!マリオジャンプやん!』


確かに、、、

一発できれいに仕上がらないところがいいのかな。まだ、未完成のB-ingです。

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台風よ、早くされ。