社会の学び合い
『魚を運ぶ乗り物の特ちょうをまとめよう』
くだものを例に、表の書き方を説明しました。
例 果物
色 形
りんご あか まる
みかん おれんじ まる
ばなな きいろ 細長い
比べて説明するときには表が便利です。
練習だね、やってみよう。
で始まりました。
じっと見ます。
好きな友だちに聞きにいく子
一人でやりたい子
最初から写そうとする子(真似るという意味ではOK)
指示が通っていない子
やる気を失っている子(朝から友だちとケンカ)
いろんな子が目に留まります。
今回焦点をあてるのは、
なんらかの理由で手がとまっている子。
なんと声をかけますか?
①分からなければ友だちに聞きや。と声かけする。
②○○さん教えてあげて。と他力に委ねる。
③教師が解決のヒントになるようなことを教える。
④悩んでいる人がいたのに、見捨てている人がい る。と全体への叱咤激励をする
その他にもいろんな方法があるんやけど、
今回は方法論じゃなくて、
【その子にとっての学びの安心ゾーンはどうなってるんだろう?】って問いを立てることにした。
『今は友だちに聞く、質問するという行為がチャレンジゾーンなのかもしれない』
『学び合いという時間で、パニックゾーンになってるのかもしれない』
また、
『先生、今は黒板の字を写すので精一杯だよ。まずは先生が書いたものを写して勉強したいよ』
という声が聞こえてくるような気がしました。
その日によって、学びの安心ゾーンって変わるものなんちゃうか。なんか、いつも同じ目線で見てたんとちゃうか。
最近友だちとケンカした。そんなときに友だちを頼るってかなり勇気のいること。他に頼れる人がいればいいけど。なかなかなぁ。
先生と勉強するのが安心ゾーンの子もいるかもしれない。なのに、『分からなかったら友だち頼らな』って言われたら辛いよなぁ。先生は頼ったらアカンのやってメッセージを与えてるようなもんやんなぁ。
学び合いって一斉指導では見えないものがたくさん見えてきます。
少しもやっとゾーンに突入ですね。
楽しみながら、なんでやろう?を繰り返しモヤモヤしたいと思います。