ある方のご助言により、昨日クラスで起きた出来事を、自分にベクトルを向けて考えてみました。「みんなのきょうしつ」メダカのエピソードを読みながら。
すると少し見えてきました。いろんな自分が。
今回の出来事を正当化したい自分、なんでこんなことするんだよって怒りをぶつけてる自分、理想を求めて焦る自分。それにそわない子に苛立ちを感じる自分。
あと僕の弱点も。
まだ、あやふやではっきりとしていない部分があるから、少しずつ言語化していきますが、まず1つ。それは『極地に立たされたとき、僕はつい語りに頼ってしまう』ということ。
きっと1、2年目に信頼ベースも『学び合い』も上手くいかなったのは、これが原因だったんだと思います。語って思いを真剣に伝える。これ自体は全然悪いことじゃないし、必要なことなんだけど、実は語りだけになってしまうことに落とし穴があるんだと思う。
『極地に立たされたきこそ、対話』が必要なんだ。それが今の僕の答えです。
子どもたちにも、誰かが失敗したときの関わり方として、選択肢が高圧的な態度しかないと思わないでほしい。ピンチのときこそ、対話が大切なんだってことを体感的に学んでほしい。僕がその見本にならないと。
自分にベクトルを向けるって、怖い。でもこの本がなかったら、僕は違う方向に進んでいたかもしれない。もう一度、自分のあり方を見つめ直すきっかけになりました。
これが自分のあり方なんです!
って強気なこと言っちゃったけど、
自分のあり方は変えていける。
ベクトルを自分に向けていけば。
岩瀬さん、中川さん、素敵な本を作ってくださってありがとうございます。
いつでも手の届く場所においておきたいと思います。