空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

トラブルのないクラスは不安です。

トラブルなしにはクラスは成長できない。

とそんな極端な考えがあるわけじゃないんですが、、、


向かい風があって、

クラスの力は急上昇する。


僕のクラスはそんな感じで。

トラブルのおかげで、学び合える関係性が築けてきたのかなと思ってます。


ここ2ヶ月は、1週間に1回は腹をくくって真剣に向き合わないといけないことが起きている。大変です。


ちなみに僕のクラスは、

学年の中で1番うるさいクラスと言われています。


給食の時間。

とてもうるさい笑


もちろん立ち歩いたり、食事のマナーとしてよくないことがあればすぐ注意します。


「あなたのクラスになると、子どもたちはやんちゃになるね」とよく言われます。


でも、朝学・朝読者の時間はとっても静かですよ。



さて、4月に示す最低限のルール次の3つ。

話を聴く。

時間を守る。

いじめ、暴力、暴言はいかなる理由でも許さん。


あとは校則に準ずる部分と。


それ以外は子どもたちに任せている。

自由度は高めだし、多少のことでは注意しない。


喧嘩も少なくない。

エネルギーは高め。

いろいろ起きる。


でも、何かトラブルがあったら、そこに向き合うことで、クラスは大きく前進してきた。


だから、教師の顔色をうかがって、表面的にはトラブルが少なくて、いいクラスと言われるのは僕には違和感があって、、


違和感というか、


成長するクラスにしていける自信がない。


トラブルはない方がいいんだけれど、

しんどかった〜と思うトラブル全てが、クラスの成長には欠かせないものでした。


トラブルはチャンスなんですね。


最後にモンテッソーリの言葉を。


子どもに何か問題があると、大人は、まるで時計の針を直接動かして時間を調整するように、彼らをその場で即座に矯正しようとする。でも重要なのは大元のネジを巻くことなのだ。


小手先の解決ではなく、そのトラブルを子どもたちの大きな成長につなげていく。


そんなマインドを持てる教師になってきたかな?いや、これからまだまだいろんなことがあるだろうから、big mouth発言はやめておきます・・・。


トラブルをチャンスに変えていける力を、教師と子どもたちが持てているかどうか。

ここが大切なのでしょう。