kanasenの『七転び八起き』

大阪の小学校教員かなせんです。「幸せに生きる」その力を育む場づくりを探求します。ともに歩み・ともに学び・ともに創る。モットーは「やりたいこと」に正直に

『学び合い』VS信頼ベースではないんです。

昨年度、『学び合い』がなかなかうまくいかず、『学び合い』がいいのか、それとも信頼ベースの学級ファシリテーションがいいのかと揺れた時期がありました。確か11月~12月にかけてだったと思います。何を今更と言いたくなりますが、昨晩信頼ベースの本を再読していたら、頭の中はその当時のことでモヤモヤ(笑)

 

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

 

 

  なので、当時はどんなことを考えていたのだろうと頭の中のイメージを紙に書いてみました。昨年度はきっとこんな感じだったと思います。

 

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『学び合い』と信頼ベースの学級ファシリテーションは似ているけど、どこか違う。

重なる部分はあるけど、別のものだよね?という考え方でした。だから、どちらの考え方が良いのかという二項対立が始まってしまったのだと思います。苫野さんがおっしゃっている問いのマジックです。どちらが正しいのか!?で考えてはいけなかったんですよね。

 

しかも、『学び合い』と「信頼ベース」です。ファシリテーションという言葉がない・・・。そいうことだったのか。

 

では今のイメージというと・・・

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 『学び合い』と学級ファシリテーションをかけ合わせるというよりも、『学び合い』での教師の在り方にはファシリテーションの技が内包されているという感覚が今はあります。いや、内包まではいかないか・・・ちょっと違うところもあるから。でも昨年度とは違う。ただ、『学び合い』の円がでかくなりすぎけど・・・今の関心ごとに比例してるということで苦笑

 

以下は信頼ベースで紹介されているファシリテーションの技です。

技1インストラクション(説明)           
技2クエスチョン(質問)
技3アセスメント(評価)
技4フォーメーション(隊形)
技5グラフィック&ソニフィケーション(可視化&可聴化)

よくわかる学級ファシリテーション① かかわりスキル編より

 

『学び合い』では、このように置き換えることができるかもしれません。重なる部分があると言えるんじゃないかな。

 

技1インストラクション(説明) ⇒語り・説明       

技3アセスメント(評価)    ⇒見取り

技4フォーメーション(隊形)  ⇒環境整備

技5グラフィック&ソニフィケーション(可視化&可聴化)⇒可視化

 

 信頼ベースの学級ファシリテーションで提案されていることは、幸せな子ども時代を実現するために教師も子どももファシリテーターになろうというものです。そのために、ファシリテーションの技を教師も子どもたちも学んでいく。ファシリテーションは練習すればするほどうまくなると言われているように、ファシリテーターは技の集合体。『学び合い』の考え方をより具現化していくためには、ファシリテーションの技はとても生きてきます。

 

 ぼくは『学び合い』と信頼ベースの二項対立で考えていました。ではなく、どちらの考え方も素敵だし、ファシリテーションのスキルは『学び合い』をする上では欠かせないものだと今は思っています。まぁ、『学び合い』だけでいくと、ぼくは強権的な態度をとってしまう壁があるので、冷静さを保つためにも学級ファシリテーションの技は欠かせないでしょう。ファシリテーターのかかわりスキル10か条は何度も読み返し、日々の在り方をセルフチェックしていくのもいいかも。

 

 良かった。昨年度のモヤモヤが少し晴れました(笑)