【実践紹介】インバスケット学習×社会
<インバスケット学習>
Twitterでフォローしている「さるさん」の実践をヒントに、社会で実践してみました。どんな実践かとういと、主人公になりきり、案件を解決することで課題に迫っていく問題解決型の学習法です。今回のテーマは「少子高齢化社会に必要な税金の使い方とは?」です。
授業の進度が大分と遅れてしまっているので、そんなに呑気なこともできないのです笑 結果的に、1時間で4時間分の授業内容を扱うことに成功しました。教え込みではなく、「問題解決型」でです。子どもたちからは「『学び合い』と変わりはあまりなかったけれど、楽しく学べたし、たまにインバスケット学習があるといい」という感想が多くありました。感触は悪くありません。
参考にしたさるさんのTwitter
インバスケット学習、プロトタイプ。
— さる@小学校教師 (@saruesteacher) 2017年12月11日
3年生社会科『お店の仕事』
スーパーの店長として、4件のクレーム対応をする体験をし、『スーパーが大切にしていることは?』という問いに対する答えに迫る。
か〜なり子どもの思考は躍動した。#インバスケット#アクティブラーニング pic.twitter.com/Dsamc75i4d
【今回扱った小単元(計5つの小単元)】
- 納税の方法、税金の使われ方
- 議会の仕組み
- ユニバーサルデザイン、バリアフリー法
- 福祉支援
- 育児支援
【授業の流れ】
- 税金の使われ方と議会の仕組みについて(パワーポイント)
- インバスケット学習(案件4つ)
- 資料集をもとに、福祉支援と育児支援の具体例を確認
- 重要語句とまとめを書いて終了
【成果】
普段の単元自由進度ではペースをつかみきれない児童も、インバスケットなら生き生きと学習に取り組む姿が見られました。すべての内容をインバスケット学習で行うのは難しいかもしれませんが、教え込みで終わってしまいがちな内容を問題解決型学習で進めることができたのは大きな収穫です。またチャレンジしてみたいと思います。