空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

子どもは大人を超えていく

  3学期から読書家の時間をスタートしました。最近はペアトークで本の紹介にもチャレンジ。子どもたちはとても上手に本の内容を伝えることができます。私もチャレンジしましたが…これが思ったより難しいのです。


子「もう少しくわしく教えてください!」

私「えーっとね、…(しどろもどろな説明)」

子「なるほどー」


子どもたちが話し上手になっているのは、日々の積み重ねがあるからでしょうか。思わず、「君たちの説明は本当に上手だ!」とうなるほどでした。


よく考えれば、彼らは1学期からほぼ毎日ペアトークにとりくんできたので100回以上、質問して、答える練習をしています。私はというと二桁いってるだろうかというレベル。塵も積もれば山となるという言葉の通り、子どもたちでも練習を重ねれば、簡単に大人を超えていくのです。


 また、カリキュラムマネジメントを参考にしたレポートの実戦でも、似たようなことがありました。レポートの見本ができておらず、休み時間に急いで書き上げ黒板に貼ったのです。しかし、その時間に書き終えた児童のレポートに目を通すと、どれも私の内容より分かりやすい。あー、抜かれた。と少しショックを受けちゃいましたが…これって素晴らしいことですよね。ダメかな?先生が抜かれては。 まぁ、元々文章書くのは苦手なのも原因かもしれませんが。


今年1年間で、やはり子どもは有能だと感じました。おぉと唸るものを見せてくれるときの喜びは何にも代え難いですね。ここ最近の書きぶりは、中学の先輩たちにも負けず劣らずなんじゃないのかな?


そんな瞬間を生み出すために大切なことは、やはり「くり返す」ことなのでしょう。できれば嫌味のない「くり返し」がいいでんしょうけど。そして、褒めること。「すごいね」とかではなく、具体的な成長部分と伸び代を伝えること。これも忘れてはいけません。