空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

モンテッソーリ教育から学ぼう①

 息子の通う認定こども園ではモンテッソーリ教育の考え方を大切にした教育を行っています。先日父親の会に参加して、モンテッソーリ・セラピストをされている先生の話を聞き、共感できる部分が大いにありました。

 

特に印象的だったのが、「おもちゃを他の子に譲れない」という困り事に対するコメント。

 

「おもちゃをめぐってほか子とぶつかることで、子どもはひととの関係を学んでいます。ときには手を出したりして、相手を困らせることも、ある意味必要なこと。ちいさな衝突を重ねていくうちに、相手に譲れるようになっていく。大人が「お友達が困るでしょ」などと、その場を取り繕うのはお勧めしません。そうしても同じことを繰り返します。子どもが自分自身で相手との関係に困ったなと思った時にこそ、大きな学びがあるんです」

 

子どもが自分自身で相手との関係に困ったなと思った時にこそ、大きな学びがあるんです。

 

親の危機感ではなく、子ども自身が持った問題意識から出発すること。これは自分にとって困ったことだ!問題だ!と感じたときに、自分自身で出した決断が後にその子の生きる力になる。

 

小学校の子どもたちにも当てはまるのでしょうか。

おもちゃのトラブルに限らず、広く学習面や生活面、友達との関係など。

大人が何でもかんでも介入するのはどうだろう?って思うしね。

発達段階というよりは、人間としてと考えたほうがいいのか?

 

ちなみにモンテッソーリは、子どもの発達を24歳までの期間で考えたそうです。となると、子どもの成長ってとてもゆるやかだし、人によって差があるのも当たり前だよねって感じられます。

 

あー、モンテッソーリ教育についてたっぷり学びたい。

育休中に保育園に行く日も増えるので、これを機に関連書籍を読んでみます。

 

さて、妻は早速モンテッソーリ教育を実践。

「トッポンチーノ」という赤ちゃんのお布団をつくったそうです。おふとんにいれるときも、トッポンチーノを背中にあてて寝かせると、泣くこともなくそのままスーッと寝てくれる優れもの。なぜか。その秘密は「におい」。生まれる前からお母さんのにおいをしみつかせておくことで、赤ちゃんにとって安心できる環境になるそうです。

 

ちなみに本書を参考にして作成したそうです。これ、とてもいい本です。

 

モンテッソーリの子育て (クーヨンBOOKS)

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