空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

モンテッソーリ教育から学ぼう②~大人と子どもは違います~

大人と子どもは違います。

大人と子どもは、まず行動の目的が違います。たとえば、掃除を例にすると、大人の場合、掃除用具を使って、効率よく、完璧にしようとします。つまり、大人の目的は「結果」です。ところが、子どもの場合、効率はあまり関係なく、ごみを一つひとつつまんで集めたりします。それは、子どもにとって、掃除の「過程」そのものが目的だからです。 

モンテッソーリの子育て 発行 クレヨンハウス

 

大人の目的は「結果」

子どもは「過程」そのものが目的

 

 息子は掃除機をつかって、掃除のまねごとをよくします。掃除機はコンセントでつながれておらず、ただひたすら電源オフの掃除機を動かしまくる。上の話にピタッとあてはまる例ではありませんが、息子の様子を見ていると、真似をする「過程」が彼にとって大切なのだろうなと感じます。

 

 では、学校現場ではどうだろう。ぼくの目的は「結果」なのだろうか。「結果」だけなのだろうか。それとも「結果」も「過程」もなのだろうか。子どもたちだって「結果」を求めることはあるかな?テストとか。子どもたちの行動の目的とは?

 

うーん、もう少し時間をかけて考えてみる。

大人と子どもの行動の目的

「結果」と「過程」

 

あ、そうそう。今日は2階のベランダの窓を少し開けて、まだ明るい空に見えるお月様を眺めてました。「お月様だねー。こんにちは」って。そのあと、少しはしゃいで、太陽まぶしいなーと言いながら、また月を見る。この「過程」が息子にとっては宝物なんだろうな。きっと。