読書のあれこれ~選書で大切なこと~
2年目から信頼ベースの学級ファシリテーションの実践をもとに、絵本の対話型読み聞かせに挑戦していました。上手くいっているのかいってないのかもよく分かりません。もう少し読み聞かせについて学びたいなぁと思っていた矢先、この本と出合い、ひとめ惚れで購入!
どうやら絵本の読み聞かせは日本と欧米では目的も方法も大分と違うようです。まず本を選ぶにあたって大切なこと。以下、本書から引用です。
選書のときは、最低でも、次の二つの問いに答えられるものにしてください。
①自分自身が面白いと思える内容か
②子どもたちにぜひとも紹介したい内容か
私のこれまでの選書というと、教育書で紹介された絵本を読むことが多く、①②を満たすような本を「自ら選ぶ」ことはほとんどありませんでした。ただ、紹介されていた本でも、自分がいまいちだなぁと感じるものは結構あって、子どもたちの反応も微妙だったことはありました。やはり、自分が面白いと思ってなかったら、生き生きとした読みはできないし、子どもたちにもその気持ちは伝わってしまうものなのです。これは経験上もわかる。
やはり自分から絵本を手に取り、ストーリーにしっかりと浸って、自分のお気に入りの本をストックしていくというプロセスを踏むことが、魅力的な読み聞かせには欠かせないのでしょう。他人のおすすめからだけではなく、自分の面白いを紹介できる先生でいたいよね。
ただ、そのためには時間をつくる努力は必要です。だって本の紹介をされている方々は、それだけたくさんの本を手に取って選んでいるわけですから。
自分の感覚をもっと大事にしたい。
誰かの感覚じゃなく、自分の感覚を。
そのために時間をかけて本と出会うこと。
少しは努力しないとねぇ〜