空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

時代は変わった

 いまある仕事の多くはなくなり、子ども達は「いまは存在しない仕事」に就くことになると言われています。アメリカの学者さんが言ってたんだ。もう名前忘れちゃったけど・・・。落合さんも、堀江さんも口にしていた。10年後の仕事図鑑という本がでるぐらいですからね。よく聞く話です。

 

では、今後の教育に求められる力とは何か。上記の話から言えば、いまは存在しない仕事を生み出せる能力を育む必要がでてくるわけです。実際にニッチな分野を狙った新規事業も増えております。おー、そこに目を向けるのかぁと。グローバル規模なものもあれば、ローカルな規模で成功を収めている事例もあります。10年後は分かりません。こんなこと私にはできない苦笑

 

仕事を生み出せるなんてほんと優秀。新規事業を生み出し、産業界に大きなうねりを生み出せる人なんてほんと一握り。さらに、そのような方々は学校教育なんかあてにしていない。自分で学んでいっちゃいますから。

 

では、上記に属さない圧倒的大多数の人はどうすればよいか。

 

それは、自分にとっての幸せの条件とは何か考えること。教師も同じく。高学歴が万人にとって本当に幸せなのか。全員が同じレールを歩めるはずがないのです。

 

1日8時間×1年(正確には1年もないけれど)

 

10年後、20年後を見据えて、私たちは子ども達に何を語れるでしょう。現在から未来ではなく、未来から現在を見る。

 

つながりさえあれば、人生の苦難は乗り越えられるなんて簡単に言いません。けれど、つながりがなければ乗り越えられないことはたくさんあるのです。

 

 

 

 さて、今日はこの本を再読しました。

親なら知っておきたい 学歴の経済学

親なら知っておきたい 学歴の経済学

 

 

読後、本の内容を妻と共有。

「中途半端に大学進学は勧めたくないね。どう生きていくか。何を学びたいのか。そんなことをたくさん話していきたいね。この本に書かれていることは決しておおげさじゃないと思うよ。」

 

とりあえず、有名私立大学に入れば就職できる!数年前まではこの価値観で私も生きてきました。でも、時代はもう変わってしまったのです。