空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

考えすぎて、頭が割れそう!

今日から習熟度別算数で6年生3クラスでの『学び合い』がスタート。単元は分数のわり算です。今日の出来事だけでブログのテーマを3つ、4つ書けそうですが今回は簡単な感想にとどめておきます。


まず、最初の授業ということで今回は冒頭に「どんなことを大切に思って授業をしているのか、先生の考えを知って欲しいから5分間時間ください」と最初の語りをスタート。


話したことは以下4つです。

①学校にくる目的とは

②本当の分かるって何?

③本当に分かるために必要なこと

④先生の願い


 同じ語りを三回連続でやらせて頂けることはそうそうありませんよね。その語りの中で、昨年担任を持っていた時と違う点は、『学び合い』と『1人も見捨てない』という言葉を使ってないことです。特に後者は言葉にすることに慎重になりたいと思います。そんな頻繁に発する言葉ではないというのが今の自分の考えだからです。


明日は3クラス中2クラスは同じ内容の語り。残る1クラスは少し視点を変えて語ります。


以下、子どもたちの言葉です。


「塾ではさ、逆数かけたらいいから。覚えて。はいどうぞ!って言われるんやけど、なんでそうなるかは分からんかったから、スッキリした!うれしい〜!」


「あと少し!(のどを指さして)ここまでは分かっていたんやけど、説明が難しかった。悔しい〜」


「こんな考える時間長い授業初めて…パンクしそう」


一方でこんな言葉も。

「塾みたいにささっと答え教えてや〜。考えるのだるい〜」


そして、多くの子たちが「図なんて使ったことがない。こんなに考えたことがない」と言っていました。


あー、そうか。なら「教えてあげた方がいい」かとなりますか?そのような経験をする機会を作ってあげようよとなりますか?


経験ってチャレンジして初めて生まれるもの。分かるってそんな簡単なことじゃないもの。でも力を合わせたら近づけるんです。


この記事いい風に書いているように見えますか?決して授業は完璧ではないですよ。僕だってまだまだ。反省点もりだくさん。でも軌道修正は確実にできます。


授業記録はhome pageに随時アップしたいと思います。またお知らせします!


ここまで。