空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

単元自由進度への種まき

今日の語りのテーマは学び方と時間の使い方でした。今回紹介した学び方はこの2つ。他にもありますけど、今日はこれだけ。


「もどる学び」と「進む学び」です。


もどる学び

前の時間で間違えたり、分かりにくかったところなどをもう一度学習する。


進む学び

次の内容に進む。つまり予習をする。


実際はというと、3クラス中1クラスで予習する子たちが6人。残り2クラスは問題プリントで繰り返し練習する子たちが多数でした。もちろん、「進む学び」と「もどる学び」はどちらを選択してもOK。これが単元自由進度の『学び合い』に早く移行したいと思うばかり、「先に進む」ことが目的となってしまうと大変です。子どもたちは無理やり「予習させられてる」状態になりますから。中々、予習にチャレンジしない子どもたちの姿に焦ってしまうんですよね。


ではどうするか。私は「進む学び」はなぜ良いのか、その価値を個人単位や集団単位で伝える必要があると考えています。今まで先生から「〇〇さんが先進んでやってます。せこいでーす」と言われた経験がある子もいますから。価値観の変化はそんな簡単にはいかないものです。


明日は2日間の課題プリントをまとめて渡す予定です。もちろん2日間かけてです。


3日間でいろいろなものが見えてきたので、明日語ることを整理しなおします。伝えたいことが溢れないように。私の場合、気をぬくと語りがヘニョヘニョになってしまうので。