空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

テストの見方を変えよう!

今日から『学び合い』でミニテストが始まりました。問題数は2問で、内容は単元テストに類似したもので作ってます。


課題は「〜ができるようになる。➕ミニテストに全員合格」です。


テストの話をすると、こんなやり取りがありました。


「今日からミニテストをやりまーす」

「えー、怖い怖い」

「なんで?なんで?」

「だって1人でできるか不安やし、成績が…」


やはり、テストは「他者に評価されるもの」というイメージが強いのです。例えば、国語の時間に行われる漢字の小テスト。予告をするのは前日、勝負は1回きりというパターンが多く、学期末に好成績を納めたものには表彰状が送られる。


何が目的なのでしょう?

きっと定着させるためという観点は、上記ののような流れにはないでしょう。


子どもたちには次のように話しました。

「ミニテストでは成績は一切つけません。目的は自分1人の力でどこまでできるのか把握すること。自分は何ができて、何ができないのかをちゃんと分かろう。テストって成績をつけるためのものってイメージがあるけれど、先生はそれだけじゃないと思ってる。テストした後がとても大切なんだよ。だから前倒しでテストをやります。もし今日間違えたらラッキーだと思って。本場の前に自分の伸ばすポイントが分かるんだから。テストは繰り返し繰り返し同じ内容をやるよ。チャレンジしてみよう。ドキドキするけどね〜」


事前に問題を公開し、計画を立てさせ、テストを実施、振り返り、練習、また類似の問題を出す。定着するまで繰り返す。


「けテぶれ」学習スタートです。