空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

おっ?ストーミング?

 子どもたちの学び合う関係性がちょーっと変化してきました。男女の交流が生まれたり、小さな相談が増えてきたり、良い雰囲気です。


ただ、教える側に回っていた子たちからはこんなクレームも…


「ちゃんと教えてるのに、ふざけるねん。あいつやる気ないんなかぁ〜」


「関係のない話ばっかしてるねん。あのままじゃやばいで」



(おっ、そろそろストーミングに入ってきた?いやまだ早いかなぁ〜)


と内心ニヤニヤしながら、


「そっかぁ。でどうする?」

「どうしたらいいと思う?」


そんなやり取りを繰り返していると、いつの間にか最後の語り。


「真面目に話してるのに、いつもふざけて返す大人って嫌でしょ?あなたが話を聞かないのはやる気がないからでしょ?と決めつけられるのも嫌だよねぇ。片方だけじゃなくて、お互いに変われるといいよなぁ。どうすれば、この人を頼りにしたい!この人を助けてあげたい!って思ってもらえるんだろう?自分の振る舞い方振り返ってみようよ。」


「今とても大切な時期だよ。ケンカも起きるかもしれないね。でも、君たちはもっといいチームになれる。大丈夫だよ。」


あるクラスにはこんな感じで、とあるクラスには「甘い!」と語り、その時に伝えるべき言葉を子どもの姿から見つけ出す。


集団の成長としては欠かせない、かつ難しい時期にさしかかってきたかな?