空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

焦るな、待て!!

今日は待てませんでした。

 

余計な一言で子どもの姿を可視化してしまったのです。

 

その言葉は、その子に対する周囲の関心を集めたものの、その子の学びやすさや意欲付けにはつながっていませんでした。

 

きっとこう思っていたかもしれません。

 

「いやいや、俺がんばっているところあるで。先生ちゃんと見てや」と。

 

自分の良いところは敏感なところ。いろんなこと言動や表情にすぐ反応します。子どもたちをアセスメントする入り口としては、この力は有効でしょう。ですが、気がついたことにすぐ反応するのもいかがなものでしょう。少し間を取って様子を見た方がいいときもありますし、あえてスルーするときもあります。どちらにせよ、事を急いでしまうようでは丁寧なアセスメントはできない。

 

今回は、担外という立場だから、1日1時間の勝負だからと変に焦ってしまったようです。焦ったところで何も変わらないのに。

 

まずその子のがんばりを価値づける。

それから「どうしようか。こんなやり方もあるよ」と提案する。

それで何も変わらない時もある。そんなもの。

 

変わるときは、その子にとって必要性を感じられた時。

内的であろうと外的であろうと「やろうかな」と思えるときを待つしかない。

 

今日の私はだめだめでした。