空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

僕が『学び合い』で見失っていたもの

いろんな方との対話を通して、つい最近感じ始めた虚無感の根源がうっすらと見えてきました。恐らく、僕の予想は外れていない。1年目の授業が懐かしいと感じたのも合点がいく。


昨年は年度途中からフルの『学び合い』にチャレンジした。子どもたちの繋がりは広がり、その一つ一つが豊かになっていった。3学期は僕が何もしなくても、子ども集団の力で子どもたち同士の対話で課題を解決していく姿が見られた。対人関係が苦手だった子たちが、中学校のステージで、他者と関わりながら精力的に活動している知らせも聞く。でも、僕は昨年の『学び合い』で大切なことを見失っていた。その影に隠れた支えとなるものを。「1人も見捨てない」を追い求めることで。


唯一救いだったのは、その見失ったものを失っていたと気づかないまま、知らず知らずのうちに取り戻そうとしていたこと。育児休暇の時間があったから、担外という立場になったから、無意識にもう一度見つめ直そうとしたんだと思う。そして今、その虚無感の中身がはっきりしてきた。今年1年は、外に出る度にそのことを感じることになるんだろうな。


と、まぁ大げさに書きましたけど、何をすれば良いかははっきりしているので大丈夫です。ある仮説も立てています。そして、それが的外れでなければ次のステージに進めるはず。Twitterで呟く暇があるなら、そこに時間をあてよう。