空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

坂村真民さんの詩

「からっぽ」

頭を

からっぽにする

胃を

からっぽにする

心を

からっぽにする

そうすると

入ってくる

全てのものが

新鮮で

生き生きしている

坂村真民詩集」より

 

 

この前教えてもらった詩。

今の僕はこの詩が好き。

 

もう一つ。

 

渇き

渇くということは非常に大切なことである。渇かない人にいくらいい飲み物を与えても喜びも感謝もしない。愛でも学問でも同じで、渇かない者にいくら与えても無駄である。詩国も誰々さんに送ってくださいと切手を入れてお願いされている方がいるが、殆ど続いて読まれる人はいない。渇かないから胸に入ってこないのである。その点わたしなどいい時に生まれた。飢えも渇きも体験した。それが今も私に詩を作らせる根源になっている。お互いもっと渇き真剣になろう。

 

坂村真民一日一言より

 

一本の棒を磨き続けて尖ったものにするよりも、その棒に糸を巻きつけて太くしていきたい。前は前者だったけど、今は後者です。

 

坂村真民さんに出会えて良かった。

この出会いはきっと必然だ。