空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

離れたところから見つめてみる

僕は『学び合い』の本流から離れてきている。本流かそうじゃないかの議論はどうでもいいんです。でも、今の自分は『』を信じながら懐疑的に見ている。気がつけば偏った考え方になりそうだから。去年の考え方をアレンジしないと、目の前の子どもたちに合わないと感じているからです。


 2学期から、毎授業ごとに子どもたちが振り返りを書くようになりました。学んだことや難しかったこと、工夫したこと、人との関わり方、現在の学習状況など。加えて、いくつか質問コーナーを設けています。例えば「先生とのミニ授業を希望する」欄があり、そこにチェックが入った子に向けてミニレッスンを行っています。(形成的評価をもとに、技能の習熟が遅れている子も含めています。)つまり、協同的に学習を進める子達もいれば、私がリードして授業をする場もあるということです。こんな展開『』の本には書いていません。


図→立式の練習も一斉授業から、協同的な問題づくりをミニホワイトボードで行い、「4マス図大会」みたいなことをしたこともあります。これも『』の展開とは異なります。


そんな僕が『学び合い』の会を立ち上げたこと。本流から離れているからこそ、新しい見方・考え方を提案できる。そこを追求していきたいなと思っています。