空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

つながって挑む

ブログ更新が滞っています。体調を崩していたのもありますが、その他にも登壇の機会を2回も頂き、その準備に追われているのも理由の1つです。それにもかかわらず、1日あたり50〜70のPV数があります。見てくださっている方がいるのは本当に励みになります。ありがとうございます。

 

さて、先日他校の先生から「来年度、市の事業を使って、『学び合い』の実践研究を一緒にしないか?」というご連絡を頂きました。「がんばる先生」という事業です。研究内容は、大阪市教育振興基本計画に示された教育改革につながる教育実践の開発となっており、申請が通過すれば、個人・団体の研究に対し研究経費が付与されることになっています。

 

今、大阪市は市長の方針により、学力テストの結果を教員の給与や学校予算に反映するという方針を打ち出しています。私自身はこの方針に懐疑的です。学力向上を目指すのは構わない…けれどもです。

 

そこで、共同研究のお話を頂きました。テストのための詰め込み教育などなくても、子どもたち同士のつながりを豊かにし、その結果学力を向上させる『学び合い』の可能性を示すまたとないチャンスです。

 

まぁ、そんな簡単な話ではないのだけれど。1人でがんばるよりは、同志と繋がってチャレンジする方が楽しいはず。1人でなんとかしないとなんて思わなくていいのですから。

 

公教育の崩壊は大阪から始まる…か。一体、何のための、誰のための教育改革なんでしょうね。