子どもたちの対話を覗く〜「1aは100㎡やろ?」
C1「俺、説明できるで!」
T「お!!先生にやってみてよ」
C1「まずなぁ、10m×20m=200㎡やろ。でもこのクラスメイトは答えを200aって言ってるやん。これはおかしいねん」
T「というと?」
C1「答えは2aやねん。どう?あってるやろ?」
C2「えっ、なんで2aなん?」
C1「えっ!?だって2aやん」
C2「ちゃうやん。それじゃ理由にならない」
C1「えー!どうやって理由って説明するん?」
C2「例えば、この面積の関係図を見てよ。1a=100㎡やろ。このクラスメイトは1㎡=1aと思ってるから、答えが200㎡になるんやん」
C1「あーあ!!わかったぞ。もう一回聞いて」
C2「うんいいよ」
C1「なぜなら、1a=100㎡だから、200㎡は1aの2つぶん。答えは2a!!」
C2「合格~!!!」
最後の5分。C1の子が仲間と学んでいる。
それが何より嬉しい。