学校って何のためにあるのさ
『学び合い』には学校観・子ども観・授業観がある。これまではその考え方を頼りに教育を語っていたけど、その言葉を引用してではなく、今自分の心にある言葉で語っていきたい。あ、学校教育をね。
学校って何のためにあるのでしょう?と考えたら、「幸せの感度を育む・高める場」という言葉がでてきた。ただ、これは将来のためとかではなくて、「今」を幸せに生きていくことで、自分の生き方に責任を持てるようになっていくこと。自分でハンドルを握っていくこと。そのプロセスを学校で歩んでいくこと。自分にとって幸せとは何か。それを感じられるときってどんな時なのか。それを見つけられる場所であってほしい。そこでキーワードになるのは「自己選択・自己決定」、あと教室が(学校が)「自分のしたいを実現できる場所」であること。
でも、現状では満たせないんだよね。いや、満たしにくいかな?結局、国や学校の都合に子どもたちを合わさせる流れが主流。その不自然さに気づけないんだなぁ。
↓5年の国語(東書)で紹介されていた本。とてもステキなお話。ノエル先生みたいにクーポンを配ると子どもたちは何を選択するだろう。思いっきり好きなようにさせてみたい。勇気ないけど…。
PS 最近読んだ本で面白いと感じたものに、なぜか日本作家が少ない…。なぜかなぁ。
- 作者: シュジー・モルゲンステルン(作),佐藤美奈子,宮坂宏美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: 文庫
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