空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

体験的な学びって大切だよね。

 体験的に学ぶってとても大切。数年前、ひとまちのセミナーで甲斐崎先生の学び合いの授業を体験した。その時に感じたことは、「聞くってドキドキする」ってこと。周りは知らない人ばかりだったので、その環境も影響していたかもしれません。やはり「わからないことを聞く」ってドキドキするものだ。

    ある方の企画で自由作文の時間を体験したこともある。言い換えればWWのようなものだ。近くを散歩して、帰ってきたら書きたいことを書くという流れだった。何を書けばいいのか思いつかなかったし、自由に書くことで誰かに馬鹿にされるんじゃないかな、みんなどんなこと書いてるのかなという心の動きがあった。この時は書かなければならない気持ちにかられた無理やり書いた。テーマは川で見つけた鳥に向けて「君の気持ち」笑

  一方、ライティングワークショップのように書きたいことを書く体験をボクは日常でしている。それはブログだ。それはブログ。ここ2年は『学び合い』実践を中心に、今は自分が感じたことや心の揺れ動きをジャンルを問わず書いている。気がつけば、投稿記事は400にものぼる。ボクはこの書く時間がとても好きだ。

 

さて、上に挙げたことでボクが体験したことはこんなことかな。

  • わからない事を聞くって教師が思っている以上にドキドキすること。頭でわかっていても体が動かない。
  • 自由に書くって、思いつかなくて手が止まるときもあれば、書くことに夢中になれることもある。ジャンルを限定されるのはストレスになることもあれば、きっかけにもなる。

体験してみるとわかる。それは本を読んで知った事を大きく上回る。教師自身が学習者としての実感を持つことは、子どもたちに任せる授業にチャレンジする上でとても大切だ。なぜなら、実感をもった方が学習者の気持ちに寄り添えるからだ。ボクは『学び合い』の会を主催してるけど、集いやセミナー形式だけじゃなくて、体験的に学ぶ場作り進めていきたい。そういう意味では大阪PACEはステキな場だ。いつかファシリテーターにチャレンジしてみたいな。