空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

2冊目〜海は見えるか 真山仁〜

「これ、かめにおすすめだよ」

 復興支援団体で活動していたときのメンバーに何冊かおすすめの本を紹介してもらった。もう9年前だ。教員採用試験もあって全部は読めなかったけど、灰谷健次郎真山仁の本が多かったことを覚えている。灰谷文学である天の瞳は全て読破。兎の目と太陽の子はまだ本棚の中だ。学生のときの方が小説を読んでいたかもしれない。今読むと必ず違った読みになるだろうな。3.11が近づいてくる。途中で終わっていた真山さんの本を手に取った。そして星の輝く夜がくるの続編だ。

海は見えるか (幻冬舎文庫)

海は見えるか (幻冬舎文庫)

  • 作者:真山 仁
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: 文庫
 

当時のことをぼくはどう捉えていたのだろう。記録がなくて思い出せない。復興支援ボランティアの活動をしている自分の気持ちや行動を残しておけばよかったなと思う。さて、まもなく上映のフクシマ50。5日の朝日新聞では汚染土の処理施設に関する記事があった。再利用できる土もあるらしく、実用に向けて実験中だという。福島のこと。原子炉のその後。3.11で何が起きていたのか。ぼくは知らない。映画見てみようかな。