信頼ベースの学級づくり50~叱咤激励~
語ると決めてたので、ICレコーダーに録音したものを文字起こししました。内容であれとひっかかる部分もあるけど、真剣に語れたと思います。
以下、語り。
今の君たちの『学び合い』は学び合いをしてるふりになってるわ。
例えば、昨日の授業やったかな。1人にしか聞いてないのに、『誰も教えてくれへん』って言うて他人のせいにしている人がいる。あと30人に聞いても分からへんのやったら仕方ない。一人にしか聞かずに、こんなことを言うのはただの怠けや。本気で分かりたいって気持ち足りないんとちゃう。
それと『○○さんがとても説明上手なんやって』と先生が言ったの覚えてる?あのとき、聞きに行った人は数人やった。上手な説明の仕方が分かるのに、とてももったいないなぁと思う。聞いた方が徳やのにねぇ。
あと、間違えたときに、すぐ『いみふ~』といって問題を投げ出す人がいる。その人に言いたい。何で間違えてしまったのか振り返った?「間違い」はちゃんとしたわかった!につながるチャンスやねんで。もったいない。
学び合いの目的はなんや?
頼ることが目的なんじゃないんやで?
困ったときに知恵を借りて、自分の力にしていく。最後は自分で目の前の問題を解決できるようになる。一緒にやることがゴールじゃないねん。
あの人わかってるけど、普段あまり話しないからなぁ~。ってしり込みしてたらあかん。震災が起きたらそんなこと言うてられへん。困ったときは知らない人と相談したり、協力したりして乗り越えていかなあかんねん。
なんか、適当にやって終わらせよ~ってなってない?先生は今の君たちが『学び合い』をやっているとは言いたくない。
今のままやと、自分のためにみんなのために『がんばっているふり』をするクラスになるで。
ここまで叱咤激励する語りははじめて。
2学期末。勝負です。