2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
集中力が切れがちなときは、子どもたちに原因があると考えるんじゃなくて、前後の文脈や今ここが与える影響を考えてみるといい。 「私語をするということは、友だちが集中できなくても構いませんって言ってるのと同じ。自分の都合だけだ」そんな真っ当な語り…
伝えたい言葉を自分の言葉で届ける。誰かから借りるのではなく、いや借りたものではなく、自分の言葉として届けるために。何が必要か。 そんな時は真っ白な紙と一本のえんぴつを。分からなくなったら調べる、誰かに聞く、その前に。手を動かす。頭を動かす。…
10月より、オランダイエナプラン校にならい子どもたちが学習内容を選択する「自立学習」に取り組んでいます。学習内容は「必ずやる学習」と「やりたい学習」に分かれていて、前者は漢字ドリル練習や漢字テスト、計算ドリル、社会の新聞づくり、文章読解、後…
振り返りから決めた行動方針が、翌日に変わることがある。その日の自分の状態や子どもたちの表情、クラスの雰囲気や場の流れなど。いろんな要素が自分の刺激となって、前日にじーっくりと考えたことが180度変わってしまう。今年はそれが多い。昨年までの自分…
訳あって『学び合い』の本を読み返すことにしました。古典本の方だけを集中的に。 学び合う教室: 教師としての学習者、プロデューサーとしての教師の学習臨床学的分析 作者: 西川純 出版社/メーカー: 『学び合い』出版 発売日: 2018/12/03 メディア: Kindle…
自然を眺めがら、何も考えずにぼーっとする。わずかでしたが、そんな時間を過ごすことができました。暇があれば、授業ことや気になるあの子にかける言葉など、頭の中は「仕事」のことばかり。でも、これじゃダメなんだよなぁと。「仕事」ばかりになると、な…
社会のプロジェクトの振り返り。 「協同」による総合学習の設計―グループ・プロジェクト入門 作者: Y.シャラン,S.シャラン,Yael Sharan,Shlomo Sharan,石田裕久,伊藤篤,杉江修治,伊藤康児 出版社/メーカー: 北大路書房 発売日: 2001/03 メディア: 単行本 購…
今年は石川晋さんが提案されていた単元型『学び合い』にチャレンジすることにしました。紹介されているのは下の本。岸和田太鼓の文化が根付く小学校での実践エピソードが記されています。 遊び・育ち・経験──子どもの世界を守る (シリーズ・子どもの貧困2) …
問いづくりからスタートした社会科の「日本の食糧生産(水産業)」が終了。総時数は…総合も含めて、指導書で予定されている時数を大幅に上回る結果となった。 質問の焦点 子どもたちの問い 多くの子どもたちが、教師が課題を設定する授業よりも、自ら立てた問…
「君たち」はどうしたいのか、「ボク」はどうしたいのか。この2つからスタートを切ることは大切だ。それぞれの願いから始まることは、なんらおかしいことではない。でも、本来共に進むメンバーであるはずなのに、それぞれの考えを、あちら側とこちら側に分…
朝の読書サークルで読み聞かせしました。 読むのは初めてです。 たいせつなきみ 作者: マックス・ルケード,セルジオ・マルティネス,ホーバード・豊子 出版社/メーカー: いのちのことば社 発売日: 1998/10/05 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 12回 この…
教室リフォームPJがついに始まりました!といっても、今年はかなり慎重に(丁寧に)進めています。リフォームにチャレンジした1.2年目は、とにかく畳のスペースをつくりたいという僕の思いが強過ぎて…「ボク主導」のリフォームになっていたんですよね。もちろ…
今年のめあて ・スタートを切る前に見通しを持つこと。 ・読書家の時間(2時間)のうち1時間は図書室利用時間とする。→教室の本が不足してるため。 ・作家の時間はジャンル学習→自由選択制へ ・単元型「学び合い」でプレイフルに教科書の物語を読む経験を積む…
質問づくりのメモ📝 注文の多い料理店 質問づくりと学び合い 不思議のタネ 「注文の多い料理店山猫軒」 「本文の叙述から引用」 「発問→主張」 ⇅ 単元型学び合い(複線型) 問い出しの練習