空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

自立学習がスタート!

10月より、オランダイエナプラン校にならい子どもたちが学習内容を選択する「自立学習」に取り組んでいます。学習内容は「必ずやる学習」と「やりたい学習」に分かれていて、前者は漢字ドリル練習や漢字テスト、計算ドリル、社会の新聞づくり、文章読解、後者は算数の再テストや社会理科のテスト学習、読書、自学などがあります。最初の5分で漢字テストを行い、算数の予習をしている子もいれば、社会科(調べてまとめる学習)が苦手な子は社会科の授業➕自立学習の20分を使い、新聞づくりの課題達成を目指しています。

2つ目のチャレンジは、国語科「注文の多い料理店」の課題選択型『学び合い』。石川晋さんが提案されていた実践を参考にし、マルチプルインテリジェンスの視点で課題を作成しました。物語のあと話をつくる子、山猫軒を再現するため設計図を書く子、ペープサートを企画した子など、物語を追っていく学び方は様々です。

 多様な学び方があって、選択的な学習の場がある環境を少しずつできているのかな?まだまだこれから課題が出てきそうです。いや出てます既に。

しばらくは課題をシンプルに、自分のペースで取り組み、計画しながら学習をすすめていく練習を積み重ねていきます。もちろん、子どもたちによって計画力に差はあります。個々の計画表からインストラクションの必要性を見極めたり、個別のカンファレンスを行ったりすること。これらの教師の働きかけが必要になるでしょう。