空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ニコニコするだけだった。

単元自由進度の『学び合い』も3単元目に突入。単元は「比例と反比例」です。「先生!算数検定の準備したいから、予習どんどん進めていい?」「研究テーマ決めたいから図書室行ってもいいですか?」まだ比例も終わってないのに、反比例の内容を終わらせてしま…

全て任せた方がマシ?

『学び合い』を実践されている先生の教室に入って感じたこと。何を語るかよりも、どう教えるかばかりに比重がいってしまったら、それは『学び合い』ではないのかもしれない。半端な解説をするなら、全て任せた方が良い。私の場合はね。

学校だからこそ

学校だからこそできること。勝ち負けじゃない部分で楽しめる遊びをたくさん知ってほしい。ドッヂボールだけじゃなくて、昔遊びのような気がつけばみんな笑顔になる遊びがいいな。そのためにはそんな遊びを知っている人と遊ぶ時間が必要だ。心を揺さぶるステ…

全て任せた方がマシ?

『学び合い』を実践されている先生の教室に入って感じたこと。何を語るかよりも、どう教えるかばかりに比重がいってしまったら、それは『学び合い』ではないのかもしれない。半端な解説をするなら、全て任せた方が良い。私の場合はね。

複雑な気分

いろんな教室に入るたびに複雑な気持ちになります。教師が変われば授業が変わる。授業が変われば、子どもたちが変わる。なんとなくこなしているだけの学校生活に、自分の成長なんて見えっこないのです。「自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研修と修養に…

なんだかんだいって

『学び合い』の会を開くことで、いろんな先生方と繋がることができました。会をつくるまでは、『学び合い』を広めたい!と、使命感みたいなものを感じてましたが、今は違います。たくさんの妄想を持っています。きっとあっという間に過ぎていくであろうこの…

『学び合い』の算数 第1時「比例反比例」

比例反比例の単元がスタート。導入は横の長さが4㎝、縦の長さが異なる3つの長方形で比例の関係をおさらいをし、その比例の関係を示した表から「新たなきまり」を見つけるという学習課題でした。授業記録を詳細に書くには時間が足りないので、導入序盤の主な…

離れたところから見つめてみる

僕は『学び合い』の本流から離れてきている。本流かそうじゃないかの議論はどうでもいいんです。でも、今の自分は『』を信じながら懐疑的に見ている。気がつけば偏った考え方になりそうだから。去年の考え方をアレンジしないと、目の前の子どもたちに合わな…

今年のチャレンジ「研究コース」

単元を自由進度で学習できる環境を生かし、研究コースという発展的な学びの場を作りました。参加は希望制で、参加条件はプレテストで9割以上の点数をとることとなっています。クラスの2割の子たちが希望し、様々な研究テーマで個々のプロジェクトを進めてい…

教室を彩るもの

「いいかぁ。今日はノートに書く量が多くなるで。頑張ってついてこいよ!」これは励ましの言葉?勇気づけの言葉?子どもの実態を無視した一方通行の言葉?ゴールは書き写すことと教師についていくこと?本当のところは分からない。今年はいろんな教室に足を…

坂村真民さんの詩

「からっぽ」 頭を からっぽにする 胃を からっぽにする 心を からっぽにする そうすると 入ってくる 全てのものが 新鮮で 生き生きしている 「坂村真民詩集」より この前教えてもらった詩。 今の僕はこの詩が好き。 もう一つ。 渇き 渇くということは非常に…

インストラクションの力

『学び合い』の実践者には、シンプルな『学び合い』ではなく、一斉授業+『任せる』といった授業をする方もいる。それに至るにはいろんな事情がある。子どもたちや保護者から「先生に教えてほしい」と言われたり、学校の事情であったり。授業の形態としては…

同僚からの学び〜叱ったらその3倍褒めましょ!〜

今日は放課後にメンター研修がありました。講師は今年赴任された経験年数10年以上の大先輩。とても明るくてユニークで職員室の雰囲気を明るくしてくれるムードメーカーです。とても楽しかった。そして、何より「褒める」「のせる」が上手い!!研修内容は…

虚無感の姿

先日、一斉授業を積み重ねてきた大先輩に問われた。「算数科・数学科の本質を一言でいうとなんだと思う?」と。「うーん」と少し悩んだが、今の実践から言えることを答えとして伝えた。「一言で答える」ってその人らしさが滲み出る。その他に、別の方からは…

僕が『学び合い』で見失っていたもの

いろんな方との対話を通して、つい最近感じ始めた虚無感の根源がうっすらと見えてきました。恐らく、僕の予想は外れていない。1年目の授業が懐かしいと感じたのも合点がいく。昨年は年度途中からフルの『学び合い』にチャレンジした。子どもたちの繋がりは…

大人の本気見せましょう。

子どもたちの前で、 大人たちが本音を語ったり、 大人たちが本気で協力したり、 大人たちが本気で「あーだ、こーだ」と対話をしたり、とにかく真剣に全力でやる姿を見せてみる。 そんな姿を子どもたちにもっと見せるのって大事だ。 1年目のときに応援団の担…

気になる子

気になるの主語は私である。学校教育でいうと、現場の先生や親御さん。共通していることは、自分の「普通は〜であるべき」という価値観や相対的な視点でその子を我が子を見ていること。言い換えると、自分の物差しや他者との比較で判断をしてしまっていると…

「1人の人としてみる」の意味

「子ども扱いせず、1人の人として対等に接する」この言葉にはどんな思いが込められているのでしょう。一方、小学生なんだから。小学6年生なんだから。中学生なんだから。高校生なんだから。大学生なんだから。「これぐらい出来て当然でしょう?」この言葉に…

ハイブリッド『学び合い』をするときの心構え

まず、ハイブリッド『学び合い』とは語りと課題提示をして、「はい、どうぞ」と課題解決を子どもたちに任せる『学び合い』(以下、任せる『学び合い』と呼びます)ではなく、授業の初めにミニレッスンを行うような、一斉授業➕『学び合い』を組み合わせた授業の…

中途半端だったからだね。

『学び合い』は考え方だから、いろんな『学び合い』があっていい。その考え方は今も変わらない。けど、明日からは誰がなんと言おうと1時間での『全員達成』を強く求める。単元自由進度で進めているクラスでは、「自分から「分からへん人おるかー?」と教え…

燃え尽き症候群?疲れ?

自分の現在地が分からなくなってきました。『学び合い』できてんのかな?と自問自答しても、「俺は『学び合い』やってるよ」とハッキリ言えないというか。そもそも、自分の実践は〇〇ですと語る必要もないのだろうけど。『学び合い』をはじめ参考にしている…

初心に帰る

現在、習熟度別算数の担当として、6年生3クラスで『学び合い』を実践しています。2学期からは単元自由進度の『学び合い』にチャレンジしていましたが、3クラス中1クラスでは単元自由進度ではなく、1時間ごとの成果を振り返る『学び合い』に戻すことに…

平均点の中身が大切。

先日、こんな記事を書きました。 metch96.hatenablog.com 全員が100点を取らなければいけない。なんてこれっぽちも思ってなく。ただ、周りに認めてもらうために、平均点を上げるんだ!という主張に見えてしまう書き方になってしまったのは事実。こういう…

シンプルがいい。

結局のところ、学習の主語が子どもたちへと滑らかに移っていくようなシンプルな展開にしていくこと。日本語おかしいかな。つまりは『学び合い』を装飾しすぎると、うまくいかないとことが増えるかもって話。なんだかんだシンプルな実践がいい。今日の反省で…

何より嬉しかったこと

「速さ」の学習がスタートしました。第1時は「豆ひろいゲーム」で実際に速さを体感し、日常にある速さと結びつけながら、その意味や表し方をおさえました。追試実践は算数授業研究特別号21の「あなたにでもできる「わたしの実践」です。 結論から言うと、と…

出過ぎた杭になる。

自分に足りないもの。それは圧倒的な結果。 かなせんの授業は楽しく学べる!成績が伸びた!というフィードバックは授業アンケートからも明らかで、子どもたちの9割~10割弱が『学び合い』の授業に満足している。単元テストの平均点は80点~83点を推移。悪く…