空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

伝えなあかんことは伝えます

1年目に気にしていたのが、自分が子どもたちからどう思われているかということ。結構気にするタイプでした。特に叱るとき。叱ったら嫌われるんじゃないかなぁと良く迷ってたんです。そりゃ、嫌われるより好かれている方がいいもの。教育的スルーとか技術的な…

「楽しむこと」が目的じゃーない

昨日、2クラス合同で合唱の練習があった。練習場所は私の教室。席が中途半端に空いていた。そこに遅れてきた4人の子たち。固まって座れないからか、その場で立ち往生してしまった。「あー、これは自分が重きを置いていることが違うからなんやろな」と思った…

AさせたいならBと言え

音楽発表会に向けての歌唱指導。音楽的指導力が全くないので、「AさせたいならBと言え」ばかりです。体育館の歌唱練習で中々声がでない子どもたちに言ったこと。「入り口のところに【非常口の案内人緑のおじさん】おるやろ?君たちの声であのおじさんを振り…

【読書家の時間】小説っておもろい!!

読書家の時間も5回目を迎え、音読の代わりに読書20分という宿題が始まりました。 そのような中うれしい出来事が!! 「文字読むのきらいやねん。小説なんてマジ無理」と言っていた彼が、ある一冊の本を読み切り「小説っておもろい!!」と叫んだのです。…

ひねるな

課題をひねるな。その課題は、子どもたちが望むことにつながっているか??じゃぁ、子どもが望む「学びの成果とは何か」それは、天皇が象徴になった理由を説明できることではない。日本国憲法が大切にしていることを語れるようになることでもない。誤解を恐…

課題設定の失敗?

30分の時間がありましたが、1人も達成できず。後10分あれば…1人は…いや、時間の問題なのかな。『学び合い』の課題設定は、10分〜15分で学力上位のメンバーが課題を達成できるレベルが理想とされている。早ければ早いほど、他の仲間を救える余裕が生まれるか…

向き合うことから逃げている

『学び合い』で語ってきたことが、今自分に返ってきている。人と向き合うのってこんなにしんどいことなのかと諦めそうになっている。俺の行動は相手を見捨ててることになるんじゃないかって。『学び合い』を再開するきっかけになった先生の言葉を思い出す。…

子どもは大人を超えていく

3学期から読書家の時間をスタートしました。最近はペアトークで本の紹介にもチャレンジ。子どもたちはとても上手に本の内容を伝えることができます。私もチャレンジしましたが…これが思ったより難しいのです。子「もう少しくわしく教えてください!」私「え…

忘れちゃった!

何を忘れたかって、通勤アイテムの1つ「イヤホン」です。 片道1時間半の道のりなので、音楽聴いたり本を読んだりしながら職場に向かうのですが、最近は音楽>読書になっていました。音楽って気分も良くなるし、完全に受け身で居れるから楽なんですよね。その…

『学び合い』やっていて良かったよ

放課後、友達との関わりに悩むAさんの話を聞いていました。少し詳しく話すと、班の話し合いや全体での活動に参加することが苦手なBくんに対する言葉かけについて悩んでいました。Aさん「声かけたら、1人がいいって言われるし、どこまで関わっていいのか分か…

「行事が忙しいから」じゃないんだね。

いやぁー、6年生ってのは思ってたより忙しいですね笑 本音を言うと、まとめの時期だからって行事入れ過ぎだー!と叫びたいぐらいなんですが…。これではただの愚痴なので。前回のエントリーで高らかと宣言しました。にも関わらず、心は弱い方へと流れていって…

自然だから好き

『学び合い』をやっていると、自然になってくるんですよ。子どもたちの学ぶ姿が。「1人も見捨てない」『学び合い』の軸になる考え方です。2学期から、形を変え、品を変え、繰り返し子どもたちに伝えてきました。この言葉は、良くも悪くもとってもエネルギー…

【試行錯誤】『学び合い』の単元進行表~算数~

6年生最後の単元です。 量の単位のしくみを調べよう。 今回は「繰り返し」を意識して、ワークシートも作成しました。 以下は単元進行表です。もう少し修正を加えて、子どもたちに配る予定です。

子どもたちに「」を望むなら、まずは大人が「」をやりましょう。

「」の中には何を入れてもよいです。 あなたらな何をいれますか? この前、空き時間にいろんな教室を見させていただきました。そこで、先生方はこんな話されてました。 早寝早起きは三文の徳やんね。やから早起きしよう。 友達のいいろころを見つけよう。 も…

最後まで学ぼう。遊ぶように。

卒業まであと25日。3月には卒業式の練習が毎日入り、慌ただしい日々が始まります。子どもたちからは、最後に「お楽しみ会をしたい」「1日ずっと遊ぶのはどう?」など、子どもらしい提案が出ています。同僚も「卒業式の練習で疲れるし、勉強はもういいやんな…

【実践紹介】インバスケット学習×社会

<インバスケット学習> Twitterでフォローしている「さるさん」の実践をヒントに、社会で実践してみました。どんな実践かとういと、主人公になりきり、案件を解決することで課題に迫っていく問題解決型の学習法です。今回のテーマは「少子高齢化社会に必要…

学びのコントローラーを子どもたちへ。

今日から読書家の時間とブロックアワー(自立学習タイム)がスタートしました。感想を言うと…もっと早く始めれば良かったと悔やんでいます。振り返りジャーナルに、この2つの時間をもっと用意してほしいという願いがたくさん書かれていたからです。子どもたち…

ファシリテーターの服を新調します。

最近あかんなぁと思ってること。それは、多動傾向のある子を、ついみんなの前で注意してしまうこと。すぐに言った方が響くと考えている権威よりの自分がいて。その場は治るけど、それを繰り返すとね。他の子たちも、その子に対してそういう注意をするように…

当たり前になるまでくり返すこと

「先生、今日も振りじゃ(振り返りジャーナル)やるやんな?」 こんな言葉が聞こえてくるようになりました。 本格的に始めて2年目を迎えた振り返りジャーナル。 振り返りの問いや振り返りの深め方など、試行錯誤は尽きません。 さて、以下の本をセルフチェッ…

久しぶりの読書

子どもにいちばん教えたいこと―将来を大きく変える理想の教育 作者: レイフエスキス,菅靖彦 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2007/11/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 168回 この商品を含むブログ (20件) を見る 久しぶりに読書で…