2019-01-01から1年間の記事一覧
教室リフォームレイアウトコンテストから、はや2ヶ月。教室の机はアイランド型とスクール型を授業に合わせて使い分け、基本の形はスクール型に落ち着きました。(ぼくはスペース確保のためにアイランド型にしたいのだけど・・・子どもたちの多くはスクール型…
テストのチャンスは一度きり。その一度の点数の積み重ねで学期末の成績は決まる。6年間ずっと同じ方法で、一度きりのチャンスでつけられた成績(5段階)が渡される。ある先生はいう。「通知表の評価があなたの全てを表しているわけではない。そのことはわか…
今後は教員のあり方本が売れていくのでしょうか。風の噂で教員のあり方を集めた本を出版する話があると聞きました。こんな風に生きてきました。だからこんなビジョンを持って…というのは素敵だと思う。教員の自己啓発本といったらいいのかな?けど、ボクは何…
今年の秋から力を入れて取り組んでいる新聞づくりの実践は、書く技術を向上させることが目的ではなくて(実は二の次で)「くり返せば、学び合えば、誰だって成長できる」そのことを伝えるための手段なんだ。書くって変化が分かりやすい。何回か本を読んではい…
今日の振り返りはジャーナルではなく、サークルで話す振り返りを試みた。ちなみに金曜日の最後をサークルで過ごすのは初めてだ。ペアトークは「今週のハピサナというと?」その後は自由発言で全体共有へ。嬉しかったこと、休み時間を楽しく過ごせたこと、友…
「わかる」と「できる」の間は遠い。子どもたちも教師たちもそうだけど、「やってみた」ことを「できる」に書き換えてしまう人は少なくないように感じる。「できる」ってのは自分1人の力でなし得る力を得た時。友だちや先生に教えてもらいながらは、まだ「や…
サークルタイムとクラス会議は似ているようでちがうと思う。前者は「自然な対話のプロセスを育む」時間のイメージ。後者は問題解決を目的とする構成的な場のイメージ。あくまでイメージで、分けて考えるものではないと思っている。サークルタイムで起きるこ…
集中力が切れがちなときは、子どもたちに原因があると考えるんじゃなくて、前後の文脈や今ここが与える影響を考えてみるといい。 「私語をするということは、友だちが集中できなくても構いませんって言ってるのと同じ。自分の都合だけだ」そんな真っ当な語り…
伝えたい言葉を自分の言葉で届ける。誰かから借りるのではなく、いや借りたものではなく、自分の言葉として届けるために。何が必要か。 そんな時は真っ白な紙と一本のえんぴつを。分からなくなったら調べる、誰かに聞く、その前に。手を動かす。頭を動かす。…
10月より、オランダイエナプラン校にならい子どもたちが学習内容を選択する「自立学習」に取り組んでいます。学習内容は「必ずやる学習」と「やりたい学習」に分かれていて、前者は漢字ドリル練習や漢字テスト、計算ドリル、社会の新聞づくり、文章読解、後…
振り返りから決めた行動方針が、翌日に変わることがある。その日の自分の状態や子どもたちの表情、クラスの雰囲気や場の流れなど。いろんな要素が自分の刺激となって、前日にじーっくりと考えたことが180度変わってしまう。今年はそれが多い。昨年までの自分…
訳あって『学び合い』の本を読み返すことにしました。古典本の方だけを集中的に。 学び合う教室: 教師としての学習者、プロデューサーとしての教師の学習臨床学的分析 作者: 西川純 出版社/メーカー: 『学び合い』出版 発売日: 2018/12/03 メディア: Kindle…
自然を眺めがら、何も考えずにぼーっとする。わずかでしたが、そんな時間を過ごすことができました。暇があれば、授業ことや気になるあの子にかける言葉など、頭の中は「仕事」のことばかり。でも、これじゃダメなんだよなぁと。「仕事」ばかりになると、な…
社会のプロジェクトの振り返り。 「協同」による総合学習の設計―グループ・プロジェクト入門 作者: Y.シャラン,S.シャラン,Yael Sharan,Shlomo Sharan,石田裕久,伊藤篤,杉江修治,伊藤康児 出版社/メーカー: 北大路書房 発売日: 2001/03 メディア: 単行本 購…
今年は石川晋さんが提案されていた単元型『学び合い』にチャレンジすることにしました。紹介されているのは下の本。岸和田太鼓の文化が根付く小学校での実践エピソードが記されています。 遊び・育ち・経験──子どもの世界を守る (シリーズ・子どもの貧困2) …
問いづくりからスタートした社会科の「日本の食糧生産(水産業)」が終了。総時数は…総合も含めて、指導書で予定されている時数を大幅に上回る結果となった。 質問の焦点 子どもたちの問い 多くの子どもたちが、教師が課題を設定する授業よりも、自ら立てた問…
「君たち」はどうしたいのか、「ボク」はどうしたいのか。この2つからスタートを切ることは大切だ。それぞれの願いから始まることは、なんらおかしいことではない。でも、本来共に進むメンバーであるはずなのに、それぞれの考えを、あちら側とこちら側に分…
朝の読書サークルで読み聞かせしました。 読むのは初めてです。 たいせつなきみ 作者: マックス・ルケード,セルジオ・マルティネス,ホーバード・豊子 出版社/メーカー: いのちのことば社 発売日: 1998/10/05 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 12回 この…
教室リフォームPJがついに始まりました!といっても、今年はかなり慎重に(丁寧に)進めています。リフォームにチャレンジした1.2年目は、とにかく畳のスペースをつくりたいという僕の思いが強過ぎて…「ボク主導」のリフォームになっていたんですよね。もちろ…
今年のめあて ・スタートを切る前に見通しを持つこと。 ・読書家の時間(2時間)のうち1時間は図書室利用時間とする。→教室の本が不足してるため。 ・作家の時間はジャンル学習→自由選択制へ ・単元型「学び合い」でプレイフルに教科書の物語を読む経験を積む…
質問づくりのメモ📝 注文の多い料理店 質問づくりと学び合い 不思議のタネ 「注文の多い料理店山猫軒」 「本文の叙述から引用」 「発問→主張」 ⇅ 単元型学び合い(複線型) 問い出しの練習
初めてのチャレンジ。 たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」 作者: ダンロスステイン,ルースサンタナ,Dan Rothstein,Luz Santana,吉田新一郎 出版社/メーカー: 新評論 発売日: 2015/09/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (…
二学期の2日前。帰り道に岡町駅前に新しくできた絵本屋さんがあってね。新学期に子どもたちに読み聞かせる本の選書に迷っていたから、「あ、何かいい本が見つかるかも!」と立ち寄ってみたの。書店員さんと仕事や子育ての話をしながら、絵本についてあれこれ…
二学期の作家の時間(超ざっくり学期計画案) 作家の時間を一年間連綿と続けるのは難しい。だからこそ、今学期もジャンル学習にチャレンジする。まずは資料をつかった説明文の視写から。回を重ねるごとに視写する範囲を減らし、子どもたちが考えて書く範囲を増…
ぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮らしのせ…
「けテぶれ」宿題革命! 作者: 葛原祥太 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2019/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る けテぶれ学習法の本が届いた。ブログより詳しく書かれているので、実践の内容はとても分かりやすい。でも、ボクには難し…
手元の仕事をていねいにこなしていくこと。それが今の自分に必要なこと。それを丁寧に重ねていくことが信頼へとつながること。 ボクは巡り合わせを信じるタイプだ。出会う人や置かれた環境は今の自分に必要だから目の前に現れる。自分に起きることは必然で、…
今年は楽しいけど辛い。 単純に仕事がきつくて疲れているとか、人間関係とかが直接の原因ではなく。「変わる」とは新しい自分に出会える喜びと葛藤を伴うものなんだと、それが痛いのなんの。新しい自分に出会えたと思っていたら、染み付いているものが中々と…
去年は「明日は○○について語ろう。今のあの子たちに必要なことだから」と語りの準備をすることが多かった。今年は、なんでかなぁ。子どもたちの姿を見ると、事前に考えていた言葉がすーっと消えていくことが多い。もし、用意していた言葉を語ったならば、そ…
説明文「動物の体と気候」 ダウト読み 年間指導計画ではとっくに終わっていないといけない単元なのだけど笑 読書家の時間と作家の時間にチャレンジしたことによって、単元計画がうまくまわっていない。まぁ、なんとかなる。いやなんとかする。調整調整。 子…