空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

教室リフォームの今ここ

 教室リフォームレイアウトコンテストから、はや2ヶ月。教室の机はアイランド型とスクール型を授業に合わせて使い分け、基本の形はスクール型に落ち着きました。(ぼくはスペース確保のためにアイランド型にしたいのだけど・・・子どもたちの多くはスクール型が落ち着くそうです。過去の経験で一年間をアイランド型で過ごしながら板書を写すという「首が痛い」エピソードを聞かされ、「そりゃ、嫌だよなぁ」と。ま、僕もまだ黒板を使った一斉ベースの授業をするので、その方がいいかな。

 

隅っこにはマットと本棚スペースを設置。

 

子どもたちのオススメ本コーナー

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糸井さんの本も人気が出てきた^_^

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これはまだ発展途上。反対派もいるから、また何か問題が起きたら話し合えばいい。教室リフォームで大切にされていることって、「教室を華やかにしましょうね!」ってことではなくて、自分たちの手で「よりよい場」をつくっていく経験を重ねること。自分の過ごす場所を教師だけが掌握するんじゃなくて、子どもたちがオーナーシップをもって関わっていくこと、なんだよね。これまでの自分はゴリさんの教室にしたくてしたくて仕方がなかったから・・・一皮むけたかな。

 

今回の教室リフォームで心がけたことまとめ

①教師のエゴだけで進めないこと

(畳置きたい。アイランド型にしたいとか)

②子どもたちの意見を聞いて進めること

(たとえ自分の思いとはちがっていても尊重する。ここエゴに走るとバレる。子どもたちは見透かす。)

③レイアウト案をつのってみること

(これ良かった!全部の案は試せなかったけど、いろいろやってみて分かることがある。まずはやってみよう!という「試行」の大切さを体験的に学ぶ機会にもなる。)

④授業の2時間ではなく、隙間時間にやっていくこと。

(レイアウト案を試しながらだったので、空き時間をつかって変更。マットや本題名の整理も昼休みにチョボラをつのってやりました)3学期になったら、いろんな材料を持ち込んで、2時間かけたリフォームにチャレンジしてみようかな。自分やクラスが与えられている環境をよりよいものにしていくこと。その一本の柱があれば、どんな実践も変わっていく。そんなことを今回の教室リフォームから感じたかな〜。