空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

教育論文を読む

教育論文を読む

 質問づくりの研究論文や東京書籍教育賞の論文を読みこんでいる。まず、論文は分かりやすい。構成がはっきりしているし、かつ内容が重厚。実践をよりよくしていくためには記録と評価、振り返りが欠かせないと痛感する。無闇やたらに「〜な実践してます。〜をやって子どもたちは意欲的…」みたいな発信をしても上っ面だけになるだけだ。過去の自分はそこに『学び合い』で起こるエピソードを書き連ねていたから、まだマシと思っていた。しかし、1つの授業実践において子どもたちにどのような変容があったのか、課題は何なのかなど、授業の記録や評価、振り返りの積み重ね無しに実践は語れないのだと思う。その考え方で大地の会の報告を振り返ると何とも薄っぺらい。子どもたちの学び合う様子を見せて終わってしまっている。課題の作り方とその課題のインストラクション、学びこぼしのカバーを子どもたち同士の協同だけでなく、プログラムデザインからアプローチすること。話を聞けて良かったなと思っていただける提案ができるようになりたい。そのために、教育論文や授業記録の書き方から積み重ね方を学ぶ。目の前に起きている実践を丁寧に見つめるてことが「今の自分」にできることなんだ。

 3月も質問づくりにチャレンジしようと思う。この実践の課題となっているのは質問づくりそのものではなく、ボクの「だらだらインストラクション」にありということが分かったから。その他の授業でも同じ。動画をみてわかったけど、ボクは話が長い。ここ要改善。教員としての基本的な技術に課題があることを実践チャレンジが前に出過ぎて見落とさないように。