空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

最近よくある質問〜授業準備の方法を教えてください〜

「どうやって授業準備をしたらいいか分からない」

 

このような質問を受けることがあります。

 

来年から教壇に立つ予定の学生さんから。

 

これ、かなり危機的状況です。

 

教員免許を与えられている立場で、

 

「授業準備の仕方が分からない」という課題が出てくること自体、かなり危ない話です。

 

授業のやり方が分かりません。

 

という人が子どもたちの前に立つわけですから。

 

かくいう私も通信学生時代に教材分析法は教えてもらった記憶がありません。実践的な授業といえば、実習に行く前の指導案づくり程度だったでしょうか。大学の先生は教えてくれないから、図書館で教育書を読み漁りました。特に池田先生の「教師になるということ」を読むことで心構えができました。

 

授業方法も、また学級経営法もろくに学ばず、どのようにして子どもたちの前に立つことができるのでしょう。どう1年を過ごすことができるのでしょう。

 

働き方はもちろん、教員養成のあり方にもメスを入れていかないといけないのではないでしょうか。免許は一体何を証明するものなのでしょうか。

 

最近よく受ける質問が日本の教員養成の脆さを語っていると思います。