空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

『学び合い』課題設定のあれこれ〜江戸時代〜

①「大名配置にはどのような工夫があるのだろう」

議論がいろいろ起きそうな課題。

②「外様大名が江戸からはなれた位置にあるのはなぜだろう」

注目すべきところを焦点化した課題。


①の課題を一斉授業の主発問として行うなら、「親藩は〜にいるね。譜代はどうだろう?外様は九州や東北などのはしっこにおかれてるよねぇ〜。場所に工夫がありそうだ」のような補助説明があっての主発問になるのかな。(ここまでいう必要はないと思うが)


②なら、質問が焦点化されてるので外様だけに注目すればよい。その代わり、親藩や譜代の位置には関心が向きにくい。答えはみんな一緒になりやすいし、深い対話は起きにくい。


『学び合い』なら、いやぼくクラスの場合は、どのような課題にすべきだったのだろうか。①の課題で上位数名が10分で課題を終えることができなかった。②でも良かったのかもしれない。