空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

課題設定の失敗?

30分の時間がありましたが、1人も達成できず。後10分あれば…1人は…いや、時間の問題なのかな。『学び合い』の課題設定は、10分〜15分で学力上位のメンバーが課題を達成できるレベルが理想とされている。早ければ早いほど、他の仲間を救える余裕が生まれるからです。


しかし、私は1人も達成にたどり着けなかった今回の課題は、達成できるものだと感じています。


最後の語りでは、どんな言葉をかけようかギリギリまで悩みました。


子どもたちの姿を見て思ったのは、対話の少なさ。課題が難しければ難しいほど、対話が増えていかなければいけない。自分一人でじっとしていては、アイデアが化学反応を起こすことはない。


友達との関係で判断に迷ったら、先生や家の人、他の友達に相談したりする。なぜ、そこまでするかというと、「なんとかしなきゃ!」という思いがあるから。


勉強に限らず、自分の目の前に難しい課題が現れたときに、どうするのか。自分の知恵だけで足りなければ、他の人の知恵を借りるしかない。それが、1人で済む場合もあれば、2、3人、…10人ときもあるかもしれない。


自立してる人というのは、他者の力を上手に借りて問題を解決できる人。そのメッセージは変わりません。


さて、この課題は集団として成長すれば乗り越えられる壁なのか。それとも僕が高すぎる壁を設定してしまっているからなのか。


うーん、…僕の経験値では結論が出ない。

どうしたものか。