空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

伝えなあかんことは伝えます

1年目に気にしていたのが、自分が子どもたちからどう思われているかということ。結構気にするタイプでした。

特に叱るとき。叱ったら嫌われるんじゃないかなぁと良く迷ってたんです。そりゃ、嫌われるより好かれている方がいいもの。教育的スルーとか技術的な言葉で誤魔化して、介入すべきことをスルーしていました。


でも、それは間違ってたんだなぁと今なら思える。 


3年目になって一人で背負わなくなりました。子どもたちとの関係を。ある子を叱るときは周りの子たちにフォローを頼みつつ、嫌われることを覚悟で伝える。逃げ道をつくりつつ、でも割とはっきりと伝えています。(もちろん、相手によって変わりますけど)


だって、その子がそのまま間違いに気づかず進んでしまったら、その子が損するんです。損するのは私ではない。その子の10年後、20年後の未来が幸せなものになることを願い語るんです。


「そのままじゃぁ損するよ。友達との信頼を失うよ。周りに誰もいなくなっちゃうよ」


あとはその子がどう進むか。

委ねるしかないんですよね。


気づけよ〜と願うしかないんです。