空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

アーティストのように盗め!

 

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために

 

 

 

図書館で見つけました!この本超クール!

ページを開くとこんな言葉が・・・

 

未熟な詩人はまねるが、熟練した詩人は盗む。無能な詩人は盗んだものを壊すが、有能な詩人はより優れたもの、少なくとも違うものへと変える。つまるところ、有能な詩人は盗んだものを盗む前とは全く異なる、独特な雰囲気に変えてしまうのだ。

T・S・エリオット(イギリスの詩人)

 

有名なアーティストだって、まずはコピーから始める。

オリジナルなんてない。

あるとしたら、コピーしたその後に生まれる。

まねぶって当たり前の学びなんだよな、ということを再確認できる本です!

 

第1章 アーティストのように盗め!より

自分の系図をたどる

君が心から敬愛する人、1人だけをじっくり嚙みしめよう。作家、アーティスト、活動家、偉人。誰でもいいから、徹底的に研究する。そうしたら、その人が敬愛する人を3人探して、その3人を徹底的に研究する。それをひたすら繰り返す。なるべく遠くまで系図をたどっていくわけだ。系図ができあがったら、そこに一本の枝を付け加える。君自身の枝を。

 

 

 育児休暇がきっかけでお会いすることができた坊主teacherさん。その方との出会いが算数の学び直しをするきっかけになったんだよね。その方の著書はもちろん、SNSで口にされていた算数実践家のお名前をこっそりチェック。そこから、尾崎正彦さんや田中博史さんなどの著書も手に取るようになり、算数にどっぷり浸る今日この頃です。ちなみに尾崎さんの本については、図書館にある分はほぼ読了!

 

 ある方が師と仰いでいる方や参考にしている文献まで派生させて学ぶと、その分野を深く理解することができる。よく専門書は三冊読めと言われますが、その通りで。共通項が多い上に、ときどき視点がちがうこともあったり。

 

 芋づる式的な学びは、すでに多くの方が実践していることでしょう。今ではamazonで本をリサーチするとすぐに関連本の情報が出たり、この本を買った人はこの本も!と紹介してくれます。便利すね。でも、レビューはあまりあてにしないようにしてます。結局だれが書いたか分からないので。

 

最後に!

故人や遠くにいる人を師にすることには、1つ大きなメリットがある。弟子になるのを断られずにすむってことだ。それに、好きなだけ学び取れる。レッスン・プランは作品の中に残されているんだ。

 

まさに!勝手に弟子になって盗んじゃぇ!

他人の影響を避けようとするんじゃなくて、積極的に受け入れてしまおう!

そしたら、学びは何倍、何十倍、何万倍にも広がるもんです。

 

そして、こういう本から、『学び合い』の語りに役立つヒントを見つけるのです。

たくさんありましたよ~。いろんなものから学んでやりましょう。