空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

損やで!ほんまに損!

単元ごとに席替えをすることになりました。方法はとてもシンプル。教室につくと、それぞれの机にトランプが置いてあって、みんな揃ったら一斉にひっくり返す。同じ数字同士が班のメンバーになるというもの。おススメです。あっという間に終わりますから。


さて本題。


新たな班のメンバーでの学習が始まり、授業後半にさしかかったころ。残り10分を残して、班の子達にちょっかいをかけてしまう子がいました。集中力が切れたのでしょう。周りの子たちが「静かにして」と言ってもその声は届いていませんでした。


そのやりとりをじっと見つめて、最後はこう語りました。


「今日は周りの子たちから、「うるさいからやめてや」と言われているのに、おしゃべりをやめなかった子がいたね。損だよ。友達の思いに寄り添えない。自分だけならまだしも、周りに迷惑をかけていることすら気づけないんだから。(一部省略) 周りの人はその人をどう思うだろうね?損でしょう?君たちなら分かるよね?先生なら嫌いになるよ


良かったポイントを先に伝えても、ダメ出しの方が印象は強く残りますから。こんな事をあまり語りたくないんですけどね。ごく稀に、ここかな!とおもったときに。


でも言わなければいけない時ってあると思います。見過ごしたら振り返らないでしょう?然るべき人がちゃんと伝えないと。といいつつ、僕の伝え方もまだまだなんですけどね。