kanasenの『七転び八起き』

大阪の小学校教員かなせんです。「幸せに生きる」その力を育む場づくりを探求します。ともに歩み・ともに学び・ともに創る。モットーは「やりたいこと」に正直に

全員達成(1人も見捨てない)の願いに「反発する」子がいたとき

先日のtweetを見て

 とある『学び合い』実践者のtweet。最後の語りで「全員達成(自分も含めて)に向けて動かない子たちがいたのに、何も指摘しなかいのは見捨ててることにならないか?」と指摘したところ、「先生何もしてないやん。職務放棄だ」と言われたそうです。このtweetを見たとき、自分も同じような過ちをしたことを思い出しました。この言葉を発した生徒こそ、教師に認めてほしいと思っているんじゃないかと。

2年前の過ち

 1年目の『学び合い』の失敗を糧に挑んだ2年目の『学び合い』。この挑戦も上手くはいきませんでした。集団から取り残されていくクラスメイトがいるにも関わらず、それに気づかない子どもたち。その姿に苛立ち、「何で見捨てるんだ!1人も見捨てるなと言っているじゃないか!なぜ分からないんだ!」と上から押し付けるような語りをしました。結果はご想像の通り。子ども集団の力学が良くない方向に働き、クラスは落ち着かなくなってしまったのです。どうすればいいのか分からなくなりました。解決策を見つけることもできず、アンバーな感じで振る舞う毎日。転機はあるファシリテーターの方とお話をさせてもらったときに訪れました。以下、頂いたアドバイスです。

 

①子どもたちの心の体力を温めること。

②『学び合い』実践者になろうとすることをやめること。

③どんなクラスがよいかもう一度子どもたちと話し合うこと。

④仕切り直すために、自分が感情的になったことを謝ること。

 

「1人も見捨てない」を押し付ける『学び合い』ほど、質の悪いものはありません。でも、当時の私は気づけませんでした。相談した翌日に、感情的に『学び合い』を押し付けてしまったことを詫びました。教師が過ちをちゃんと認めること。私の言葉に子どもたちは安心した様子でした。

「反発する」子たちへの向き合い方

さて、本題の全員達成(1人も見捨てない)の願いに「反発する」子に対してどう向き合うか。この問いについて、「これが解決策です!」というものは提示できません。なおたかさんなら、古田さんなら、『学び合い』の先輩方ならどう答えるだろうか・・・おっと、先輩たちの知恵だのみになるところでした笑 自分なりの答えを整理しますね。

 

現時点で「私」が大切にするポイントを3つ書いておきます。

 

  1. なぜ『全員達成(1人も見捨てない)』を願うのか。それが得と言えるか。先生や子どもたちのエピソードで語る。対話する。それを続けること。
  2. 語る内容は3:1。子どもたちの良いところ3つ。気になるところは1つ。
  3. 「反発する」子たちへのアセスメントを怠らない。
ポイントは他にもありますが、まずはこの3つ。上手くいかなかった私に欠けていたものです。続きはまた後日。