空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

なまえを大切にするということ

二学期の2日前。帰り道に岡町駅前に新しくできた絵本屋さんがあってね。新学期に子どもたちに読み聞かせる本の選書に迷っていたから、「あ、何かいい本が見つかるかも!」と立ち寄ってみたの。書店員さんと仕事や子育ての話をしながら、絵本についてあれこれ話してると、目に入ってきたのはなんとミッフィーちゃん。次男が大好きで、テレビはいつもトーマスかミッフィーちゃんなんだ。表紙は片耳が垂れている「ダン」。(なんで、ダンなんだろう?)と疑問を感じながら本を手にとってみた。

うさこちゃんとたれみみくん (ブルーナの絵本)

うさこちゃんとたれみみくん (ブルーナの絵本)

 

どんな話か伺うと、転校してきたダンがクラスメイトから「たれみみくん」って呼ばれて辛い思いをし、それを気にしたうさこちゃんことミッフィーがダンのために勇気ある行動をする成長物語。 ミッフィーちゃんが子どもたちと僕の間に入る。「これはいい!」と感じて、すぐ購入。クラスの再スタートにぴったりだって思ったのさ。読み聞かせが終わったあとはネームトス。わいわいがやがや、エラーと笑いが起きながらお互いのクラスネームを呼びあった。僕もその場に入ってさ、とてもゆるーい時間だったんだ。やっぱりいいよね、楽しいって。