空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

不安の山をなくそう

昨年まで特別支援学級にで算数を学習していた児童が、今週からクラスで一緒に算数を学ぶことになりました。もちろん『学び合い』です。今日は特別支援学級最終日ということだったので、その児童が『学び合い』にチャレンジする価値を語りました。

 

語ったことで、特に心を込めた話。

 

それは不安の山をなくすこと。

この語りは@furunmatさんのブログを参考にしたものです。

 

 

以下は語りです。

ボイスレコーダーで録音してみました。若干修正入ってます)

 

「わからない事は聞かないといけないよ!って一度は先生に言われたことあるんじゃない?でも、相手がまだそんなに知らない人だったら声かけずらかったりするよね?それなのに、「なんで質問しないの!?分からないなら聞かないとあかんやん」って責められると嫌な気持ちになるでしょ。先生はなるなぁ〜。それにね、君たちは、だれが自分から声をかけるの苦手なのか、わかってるはず。その人がね、君たちに声をかけれないのは君たちが悪いんじゃなくて、その子と君たちの間には見えない大きな不安山があるんだ。その山がある限り、その子は君たちに声をかけることはできない。でもね、声をかけられるようになるには方法があるんだよ。それはね、君たちからその子に声をかけること。そしたらね、その子は声をかけてくれた人に対して、(おっ!この人は優しいな、声かけやすいな)と感じるようになるねん。この積み重ねが、信頼になって、大きな山は小さい山へと変わっていく。それで、はじめてその子が自分から声をかけられるようになるんや。声をかけてくるのを待つんじゃなくて、その子が一歩を踏み出せるように、いつでも声かけてくれていいで!って気持ちを態度や行動で示すことが大切やな。順番が逆やねん。待ったり、声をかけたり、バランスめっちゃ難しいけど、チャレンジしてみよう。きっといい『学び合い』になる。がんばろうぜ。」

 

うーん、ちょっと極端な語りだったかなぁ。

まぁ、でも前に進むしかない。

がんばろう。