空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

チューニングを合わせる

修学旅行から帰ってきた翌日。6年生は2時間目からの登校。つまり、私の習熟度別算数からスタートだ。語る内容は特に決めず、子どもたちのとチューニングを合わせにいった。(本当は前の授業を受けて、語りたいことがたくさんあったけど、そこは一先ず封印。算数専科だけど、一先ず)


まずは修学旅行の振り返りから。


「おかえりなさーい。修学旅行どう?楽しかったー?」

「一番楽しかったのは?」

「あの乗り物乗った?」


たった3分ほどだったけど、笑って笑った。子どもたちも修学旅行について話したがっていたんだなぁ。やっぱり楽しかったことって誰かに伝えたくなるもんね。




それから算数のお話。


比例反比例の「性質」と「足跡が残る振り返り」ついて説明し、「せっかくやるなら、いい時間にしよう。」とだけ伝えた。


語りって重くなりすぎてもだめ。伝えたいことはそりゃたくさんあるけど、子どもたちが意識できるのって1つか2つぐらいだもんね。今は熱く語るというよりも、心を込めて語るが好き。気合い入れる日もあれば、伝えたいことはあっても今じゃないと引っ込めることもある。無理せず自然体に。でも軸はぶれずに。


そうそう。去年はね、私の憧れの『学び合い』実践者が言ってたこと真似してたんだ。何をって、学校に来たら勉強するのは当たり前なのだから、アイスブレイクとか入れずにすぐ授業をする潔さみたいなところを。


でも、チューニング合わせる感覚も忘れずにいたいんよね。私の場合は。