空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

「自由にやっていい」って慣れてない人は超不安を感じるよね。

家の整理をしていると、イエナプランのワークショップに参加したときの資料がでてきました。テーマはブロックアワー。当時の僕は、学級の時間割を調整して、ブロックアワーを参考にした自立学習という活動を行っていました。(個々に計画を立て、各々がしたい学習をする時間)

 

自分で計画を立てて、今自分は何がしたいのか、必要なのか、すべきなのかを考えて学習を進める力って必要でしょ!!と強く思っていました。今も思っているけど。

 

で、このワークショップに参加した時に感じたんだよね。

「自由って、不安になるよ」って。

 

 

 

で、話を戻してそのワークショップの話。

ワークショップ後半にブロックアワーを体験する時間があり、工作 or 作文という2つのプロジェクトに分かれていました。

 

私は作文を選択。

 

ただ、その作文のテーマは、「散歩をして感じたことや考えたことをもとに自由作文をつくる」というものだったんです。

 

テーマを見たときの正直な感想は、「えっ!?自由?しかも散歩を通して!?」と超不安になったことを覚えています。

 

歩きながら何を書こうと必死に考えて、結局川にいた鳥に手紙を書いたのだけれど・・・

 

自由に書くってこんなに難しいことなのか。とか。

書けなかったらどうしよう?とか。

横でスラスラ書いている人の様子を見て焦ったりとか。

 

当時は作家の時間にもチャレンジしていたのですが、「自由に好きなこと書いていいよ」の言葉に戸惑った子たち多かっただろうな。一応、小説や詩、物語文、エッセイなど・・・いろんな選択肢は示していたけれど。

 

自由にやっていいって、難しいんだよなぁ。

と改めて思った次第でした。


じゃあ、そんな自分にどんな環境を与えたら書きやすくなっていたのか。


考えてみよ。