空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

子育ては思い通りにならない。

認定こども園に通う息子。まもなく2歳です。

 

大好きだった先生からクラス担任が変わり、新たな友だちも増え、急激に変化した環境にまだまだ戸惑いを隠せません。朝のあいさつも新担任の先生とは、中々目を合わせることができず。あ~、申し訳ないという気持ちがありました。

 

 

先週の金曜日の出来事。

息子はさよならをするときに、先生や友達とハイタッチをしてから帰るのですが、まだ新担任の先生とだけ、バイバイのハイタッチができていませんでした。

 

それを見た私は「○○先生ともハイタッチしないと。ほらいっていって」と背中を押したのです。新しい先生にも早く慣れてほしい一心だったのでしょう。

 

そして本日。前担任の先生からこんな言葉をかけてもらいました。

 

先生「お父さん、無理してさよならのハイタッチしなくてもいいですよ。もう十分がんばってますから。~させないと!と思えば思うほど、子どもはしないものです。自然体でいいんですよ」と。

 

言われた瞬間、はっとしました。

 

私「あぁ、そうですよね・・・。自分の子だから、少し過干渉になっていたのかもしれません。学校の先生としてだったら、そうでもないのになぁ」

 

先生「そんなものですよ。お父さんから、なんとかしなきゃ!という雰囲気がでていたので、ちょっと気になってしまって。子育てなんて思い通りになりませんからね~」

 

子育ては思い通りにならない。

 

小学校の先生として、「子どもをコントロールしない」という意識はある方だと思ってました。自分の教育観としても主張していることです。

 

それが自分の子どものこととなると・・・何を私は焦っていたのだろう。

信頼関係もないのにハイタッチなんてできやしないよね。

 

そういえば最近、

「~しなさい」「今は~な時間やろ!」とか言ってたなぁ・・・

 

「自然体の息子さんでいいんですから」

先生の言葉が何度もよみがえります。

 

みなさんはどうでしょう?

関係性が0の状態から、いきなり50、100のことを求めていませんか?

 

信頼があるからこそ、成り立つもの。

焦らず積み重ねていきたいですよね。