空飛ぶかめ

小学校での実践について、あれこれ記録します。

君たちの責任なんだよ

算数、単元通しの『学び合い』


「はい、どうぞ」でスタート。


その中に気になる子が1人。

ノートに問題番号を書いたまま先に進まない。


隣の子と何か雑談をしてる様子。

その子は笑顔で雑談に応じる。


近くに行こうと思ったが、やめた。

無言のプレッシャーでやらせても仕方ない。


観ることにした。


15分経過。

状況は変わらない。


20分経過。

問題を解き始める。


30分経過。

終了。


解く途中で終了。


子どもたちには次のように語った。


「今日はね。自分を全然大事にしてない、仲間を大事にしてるようでしてない人たちがいた。隣で適当にやってる仲間がいたのに、『そのまま適当でいいぜ。ほどほどでいこうぜ』みたいな感じだったんだよ。ほんとはそんなはずないのにさ。先生はね、気づいてたけど声かけなかったよ。だって、先生の役目じゃない。君たちの役目やん。仲間が全力出さないのは君たちの責任なんだよ。もう一度言う、これは君たちが乗り越えるべきことなんやで」


ときには直球で語らないと。

それを受け取れる子たちがいるから。


泥臭く、真剣に。